ブログ

国語教科書で出会った椎名誠

今回は、

教科書に掲載されている作家、椎名誠についてのお話しです。

 

中学2年生の国語教科書は、初めに「アイスプラネット」から学習に入ります。作者は椎名誠で、保護者の年代では「あっ!」と思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。

 

作品の主題は、
『若いうちに勉強をたくさんして、いっぱいの本を読んで、いっぱいの『不思議アタマ』になって世界に出かけていくとおもしろいそ。世界は、楽しいこと、悲しいこと、美しいことで満ち満ちている。・・・それを自分の目で確かめてほしいんだ。』
ここに著者の本音が伺えます。

 

私も椎名誠の旅を綴ったエッセイが好きで、『不思議アタマ』になって、作者の世界を旅するのが好きでした。

 

写真は

かれこれ30年以上も前に読んだ本ですが、冊数を数えてみると実に45冊が出てきました。

『哀愁の町に霧が降るのだ』『新橋烏森口青春篇』『銀座のカラス』の三部作は、夢中になって読んだ記憶があります。

 

読書は
自分以外のものの見方や考え方を知るきっかけとなります。私も学生時代には好きな作家を見つけては、とことん読でいました。

 

教科書には沢山の作家が載っています。

その中で好きな作家に出会えたならば、子どもたちにはじっくりと味わって読んでもらいたいですね。

そして、

本の持つ楽しさを沢山知ってもらいたいです。

 

 

新中1、塾はいつからがいいの??

早いもので、もう3月ですね。
先週、

新中学1年生のお子様を持つ保護者の方から、
中学に入学して、子どもが学校に慣れてから入塾を検討している

とお話しを受けました。


私は、これに対して「この3月、もしくは春休みがお勧めですよ!!」と返事をさせていただきました。

 

なぜなら、
中学入学後の1か月間は、ほとんど授業がありません。そのため、この時期に数学や英語の予習を積んで学習の貯金を作ることが、逆に中学の勉強に早く慣れると考ているからです。

 

今春から入塾を検討しているなら、3月入塾を強くお勧します。


学校の授業がわかる!

楽しい!

と思えるように、早めの学習準備でお子さまをしっかりとサポートしていきましょう。

 

 

手作り岩石標本、教室に展示中!!

中学1年生の理科で火成岩を学習します。
火成岩とは、もともとマグマが冷えて固またものをいいますが、おおまかに「火山岩」と「深成岩」に分けられ、でき方と鉱物の含有量によって6種類の岩石(花こう岩、せん緑岩、はんれい岩、流紋岩、安山岩、玄武岩)に分類することができます。

 

教室では

生徒が自由に手に取って、岩石の色や質感を感じられるように、標本を展示しています。

 

写真は左から
深成岩 … 花こう岩、せん緑岩、はんれい岩
火山岩 … 流紋岩、安山岩、玄武岩

 

頭文字をとって並べていくと、
しん → 深成岩
か(ん) → 花こう岩
せん → せん緑岩
は  → はんれい岩
か  → 火山岩
り  → 流紋岩
あ  → 安山岩
げ  → 玄武岩

『新幹線は借り上げ』と、火成岩の特徴をゴロ合わせで覚えると覚えやすくなりますね!

 

 

コチラは

凝灰岩、石灰岩、チャート

れき岩、砂岩、泥岩

 

いずれも教科書に出てくる岩石で、実際に手にとって触れることができます。

 

 

最後に

卵のような白い写真は花こう岩です。天竜川の河原で拾ってきました。

角がまるくなっていますが、堆積岩ではありません。

 

 

子どもたちの興味や関心が増えるといいですね!

 

 

電柱は高さ何メートル?(小6算数・縮図)

小学6年生の算数

「拡大図と縮図」の単元のお話です。


実際に測れない長さや高さは、縮図を利用して求めることができます。
しかしながら、

子どもたちには縮図(作図)を使った問題が難しいようで、そのため教室前の電柱の高さを実際に測ってみました。

まず初めに
角度(高度)測定器を自作しました。
こうした類の作成は得意で、自作器に子どもたちはすぐに飛びつきます。


そこで、 

実験のお手伝いをしてもらいました。 

①電柱から5メートルの位置に立ちます。

②角度測定器で、電柱頂部までの角度を測ります。結果は、ちょうど50°の値を示していました。 

③ここからは実際に1/50の縮図を書き、割合の公式を使って電柱の高さを求ていきます。

作図上で三角形の縦(高さ)を測ると、

 11.8 cm

 

④次に、実際の高さ(もとにする量/基準量)は、

 11.8÷1/50=590 cm

 

⑤最後に、子どもの目線の高さ120 cmを加えて

 590+120=710

 

【答え】 7メートル10センチ

 

 

塾ではテキストを使った演習授業が中心ですが、こうした実測を加えた勉強もまた楽しいですね。

 

 

三角プリズムで、虹を作る

今日は、冬休み最後の小学生講座でした。
冬休みに入って脱落する生徒もなく、たくさんの収穫を得ることができました。子どもたちは、学習時間に比例して確実に伸びてきています。

 

今日は天気も良く、斜陽が長く教室の奥まで注いでいたので、光を使った実験をしてみました。 

 

こちらは、三角プリズムを使った実験です。

太陽の光を三角柱のガラスのプリズムに当て、角度をゆっくり変えていくと虹の帯が現れます。

これを太陽光のスペクトルとよびます。

白く見える太陽の光は様々な色の光が混ざっていて、プリズムに通すことで見えるようになります。

 

綺麗な虹ができると、

子どもたちの歓声が教室に漏れてきました。

 

 空が青いのはなぜ?
夕焼けが赤いのは??
一つの実験から不思議の裾野を広げながら、光に夢中になったひと時でした。

 

今年もいろいろな実験で、子どもたちを楽しませていきたいですね。

 

理科、こぼれ話「北極は、S極?N極?」

今回は

理科に興味を持ってもらおうと「こぼれ話」を挟んでみました。

 

いきなり「問題」です!

地球を一つの大きな磁石にとらえると、北極は、N極・S極のどちらでしょうか?

 

写真は、方位磁針ですね。

N極が北極を、S極が南極を向いています。

 

「ヒント!」

磁針のN極が指し示す向きを「磁界の向き」といい、その向きをつないだ線を「磁力線」といいます。

磁力線は、N極から出てSに入るんですね。

 

もうお分かりになったでしょうか・・・。

 

「答え」は、

 

北極は「S極」、南極は「N極」

 

北をN極と勘違いされている方が多いのではと思いますが、磁力線で考えるとよく分かります。磁力線はN極から出てS極に入ります。そのため方位磁針のN極の先にある北極はS極となります。


ちなみにこれも余談ですが、
方位磁針の指す北 (磁北) は、正確な真北 (地理的な北)と違うことをご存知でしたか

両者はそれぞれ違う地点にズレて存在します。そのため方位磁針は必ずしも真北を指し示していないこととなります。

こぼれ話のような些細な内容であっても、新しい発見はワクワク感がありますね。

 

 

 

「フレミングの左手の法則」もっと簡単に分かりやすく!

中2の理科で「電流と磁界」を勉強します。

教科書は「フレミングの左手の法則」を使っていますが、「磁界」と「電流」、「力」の関係が難しく、生徒はかえって混乱してしまいます。

 

でも、ご安心を!

電流がつくる磁界の向きを「右ねじの法則」で説明できるため、仕組みを覚えてしまえば簡単に理解することができます。

 

写真は、

銅線が磁界から受ける「力の向き」を調べる実験です。

教室では、子どもたちがいつでも触れられるように実験器具を用意しています。

 

実際にコイルに電流を流したときの様子です。

コイルが力を受けて、手前に浮き上がって移動していることがわかりますね。

銅線が動く向きは、

「磁界の向き」と「電流の向き」によって決まります。
  

レッスンでは、

コイルが動く仕組みを図に書いて表すことで、生徒に分かりやすく説明をしています。

 

なぜ動くのか?

どの方向に動くのか?

理屈が分かると「電流と磁界」の単元も面白くなりますね。

 

 

小3算数、「はかり」の目盛りを読み解く

小学3年生は、

「重さ」や「長さ」、「大きな数」に象徴されるように、これまでになく抽象的な内容を勉強します。

先日も「重さ」の単元を勉強しました。

ここでは、

g(グラム)、kg(キログラム)、t(トン)と日常生活では馴染みの薄い言葉が出てきます。生徒は、これら単位を頭で理解しようとすると難しく感じますね。

 

それともう一つ、

子どもたちを悩ませる問題に、はかりの読み取りがあります。沢山の目盛りに目が奪われて、針が指し示す値がわからなくなります。

 

そこで数値が読み取れるように教室ではある工夫をしています。

その工夫とは、はかりの拡大です。

 

写真は、「はかり」を拡大したものです。

2kgを境に100gずつ数値が刻まれ、最小目盛は50gであることが読み取れます。

 

この学習で、

漠然とした図表を視覚的に捉えられるようになりました。

問題を理解し自分で解けることは、生徒にとって大きな喜びとなりますね。

 

 

中1理科、家でもできる光の屈折実験

理科の教科書は色々な実験の写真があり、思わず自分で試してみたくなるものが沢山あります。

 

そんな中、

一人の生徒から光の性質について質問がありました。
「ものを厚いガラスを通して見ると、どのように屈折して見えるのか?」

という内容です。

 

光の進み方を言葉で説明しようとすると、なかなか難しいですね。

そこで、教室で実際に見てもらうようにしました。
 

ガラス板の中を「右」斜め横からをのぞくと、写真のように実際よりも「左」にずれて見えます。

授業では、

光の通り道を作図を使って、子どもたちが屈折の仕組みを理解できるように教えています。

 

実は

これらの実験は透明なアクリルケースが一つあれば、ご家庭でも簡単にできます。

 

 まず初めにアクリルの箱を用意して、水を入れて厚いガラスに見立てます。その中を横から覗き込むと屈折の現象が見られます。

 

そしてもう一つ、ご家庭でもできる実験があります。 

カップと1枚の硬貨を用意します。

カップの底に置いた硬貨が見えなくなるぎりぎりの位置で底を見ます。

次に、上の状態を保ちながらカップに水を注いでいくと、硬貨が浮き上がって見えるようになります。

この現象も屈折が関係していますね。

些細なことですが、子どもたちには驚きの体験となります。

 

教科書の写真で見るよりも、実際に実験をして自分の目で見て触れて確かめてみると、驚きと感動はまったく違ったものとなります。

家でも簡単にできる実験もありますので、ぜひ挑戦してみてください。

 

 

小6国語『やまなし』

小学6年生の国語の教科書で、宮沢賢治の「やまなし」を勉強します。

短い童話ですが、

賢治らしい世界観にあふれた作品ですね。

 

「やまなし」の冒頭の言葉は、

小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。

 

この二枚の青い幻灯とは、

「日の光」と「月の光」のことを指していて、カニたちの住む川底に日の光や月の光が差しこむ舞台を設定し、読む者を美しく夢のような風景に誘っています。

 

また、

「5月」の章では、お父さんカニと子どもたちが、カワセミに食べられたお魚の話をする場面があります。

青くてね、光るんだよ。はじが、こんなに黒くとがってるの

カワセミを端的に表現した1文ですね。

色鮮やかな色彩を描くことで、やまなしの作品に色とりどりの命を吹き込んでいます。

 

賢治の童話には自然や冒険、友情、そして教訓が詰まっていて、大切なことを楽しみながらやさしく教えてくれます。

子どもたちには、

賢治の言葉の豊かさ、感性の豊かさをたくさん感じ取ってもらいたいですね。

 

 

『鳥獣戯画』絵巻を読む

小学6年生の国語の教科書に、『鳥獣戯画』が掲載されています。

皆さんの中で鳥獣戯画という言葉を知らなくても、絵を見ると「ああ、これか!」と思い当たる方もいらっしゃるかと存じます。

鳥獣戯画は今から800年前、平安末期から鎌倉初期に描かれた作品で、甲乙丙丁の4巻からなります。それぞれの絵巻には、擬人化された鳥獣達が広いキャンパス内をところ狭しと動き回っています。

 

教科書では断片的な図柄しか掲載されていないため、本来持っている迫力や動き、物語が伝わってきません。

そこで、

教室に絵巻を用意して、誰もが自由に手に持って触れるようにしました。

 

写真は鳥獣戯画の甲巻です。

実物の1/3のスケールですが、それでも全長4メートルを超える長さです。

 

子どもたちは、

筆と墨で描かれた物語を目の当たりにすると、その緻密さに圧倒され「すごい!」と声が漏れてきます。

 

こちらは

兎と蛙が相撲をとり、蛙が兎を投げ飛ばす教科書に出典されている人気の場面です。

絵巻を右から左へと巻きながら見ていくと、連続性を持って描かれた絵に、あたかも時間が流れているかのような錯覚にとらわれます。

 

鳥獣戯画を所蔵する高山寺は、古都京都の文化財として世界遺産に登録されています。

教科書を読んで興味を持ったならば、ご自身で絵巻を訪ね歩くのもこれまた面白いかもしれませんね。

 

 

小学生、国語はすべての教科の土台

算数は得意なのに、国語が苦手と感じてしまうお子さんは少なくありません。

「文章が苦手!」

「読むのに時間がかかる!」

「読んでも意味がわからない!」

「自分の考えを言葉にしていくことが苦手!」

さまざまな理由がありますが、共通していえることは「読解力の不足」が挙げられます。

正しく文章が読み取れていないのですね。

 

写真は小学5年生の国語の勉強の様子です。

国語の勉強で大事なことは、どんな文章が題材になっても同じ手順で問題を解けるようにする、ということです。

 

その一つに、

接続詞」と「指示語」に注目する方法があります。

説明的文章の場合、「接続詞」に○印をつけながら読むと、読み手をどこに誘おうとしているのか、筆者の意図を整理していくことができます。

また、主張がどの場所に書かれているのかを知っていれば、文章を読まなくても主題を見つけ出すことができます。

 

「なんとなく」的な感覚で読むのではなく、算数の公式のように解き方(ルール)を頭に入れて解くことが大切なんですね。

 

読解力は、すべての教科の土台です

小学生のうちに教科書を理解する力を育ることが大切なんですね

 

 

脳を高速で働かせる暗算トレーニングを実践!- 小学生講座

小学生の暗算学習は

日々の学習ルーチンとなってるため、生徒は教室に入ると自発的に計算プリントに取り掛かります。入塾から半年もすれば暗算速度が飛躍的に上がり、授業への集中とモチベーションを上げる大きな役割を担っています。

 

「10の組み合わせプリント」です。

幼児や1年生を対象に取り組んでいます。

10のまとまりを理解することで、繰り上がり、繰り下がりの計算がスムーズにできるようになり、その橋渡しとなります。

 

「40マスのたし算・ひき算プリント」です。

1年生以上を対象に、り上り繰り下がりを含んだ足し算、引き算で構成されています。

最初は、5分以上かかっていた生徒も慣れてくると2分を切るまでになりました。

40問を30秒近くで仕上げる生徒もいて、1問1秒のハイペースにただただ感嘆するばかりです。

 

「50問の四則計算のプリント」です。

4年生以上を対象に挑戦しています

初めは10分以上かかっていたり、割り算の暗算で苦戦する生徒もいましたが、3ヶ月を過ぎた頃には3分台まで時間を縮めることができるようになりました。

 

 

頭の柔らかい小学生のうちに脳を高速に働かせる学習法は、

計算力を養うばかりか集中力を身につけ、学力全体を伸ばす土台造りともなります。

 

毎日のレッスンで、

子ども達が自信をもって暗算学習に取り組む、その姿がとても印象的ですね。

 

 

 

中3学調テスト、25~30点を上乗せする勉強方法

9月から、

あゆみ塾では第2回学調対策講座がスタートいたします。

2学期は、中間・期末、学調テストと、中3生にとって高校進路を左右する大事なテストが重なります。特に学調テストは出題範囲が広く、計画的に学習を積まなければ点数はつきません。

そのため、

学調は11月だからと悠長に考えないで、今から学習準備に取り掛かる必要があります。

 

ところで、

学調や入試は、ただ勉強をしても結果は残せません。

大事なことは

過去の問題から出題傾向を知ること!!

それは、どの教科も毎年同じ内容で問題が作られているからです。

 

例えば数学

計算や関数は、毎年ほぼ同じ問題です。そのため数学が苦手であっても、ピンポイントで学習すれば15~20点は確実に点数が取れます。

 

社会の記述も、実はサービス問題に分類されます。

 

また、

英語が苦手であっても、英作はちょっとした技術指導とコツを掴むだけで6~10点の点数を重ねることができます。

 

他の教科も同様ですね!

このように考えると、

1教科で5点増やすことができれば、5教科合計で25~30点を上乗せすることが可能です。

この点数の差は大きいですね。

 

この勉強方法をレクチャーするのが学調対策講座で、生徒一人ひとりに対応した指導をしています。

 

ぜひ皆さまの受講をお待ちしております。

 

申し込み閉め切り日は、9月15日(金)

詳しくは コチラから!!

 

できると楽しい、くふうした式 - 小学4・5年

小学4年生から、授業で「くふうした式」を学習します。しかしながら、この単元を苦手とする生徒が多く見受けられますね。

 

何故なら、

工夫する計算は答えの正しさが大事ではなく、工夫した計算であることが大事であり、そのため展開と手順がわかるように式を書かなければいけません。

日頃から途中式を書く習慣のないお子さんは、つまずきやすい単元でもあります。

 

計算のきまり(交換・結合・分配法則)を理解するために、塾では学年に応じたプリントを用意し何度も繰り返し演習をします。

 

計算は暗算でできるため

解き方が分かると、子どもたちは一気にやる気がでてきます。

 

日頃の計算の中にも、ちょっとした工夫で簡単に答えが求められることが沢山あります。計算のきまりをしっかりと理解して、いつでも工夫する目を持ってもらいたいですね。

 

 

ここで、問題です!!

下記の計算は、小学4年生からの出題です。

皆さんはどのように求めますか?

 

25×36

 

解答例

25×36

=25×4×9

= (25×4) ×9

=100×9

=900

 

※100のまとまりを作ることに、気がつかれたでしょうか?

 

 

『英検3級、4級-対策講座 』 受講開始!

昨今、高校受験に備えて、英検修得を目指す生徒が増えています。

そこで、

英検対策を個人で勉強するには不安もあると思い、塾生向けに3級・4級の対策講座を実施します。

 

講座では、

リーディングやリスニング、ライティングを中心に多くの過去問題に接し、塾ならではの解法・解説で合格への足がかりを作ります。

 

日 時:9月の毎週土曜日

    7:00p.m. ~ 8:40p.m.

受講料:無料

 

お申込みは、直接教室長にお知らせください

 

 

リーディング対策

スクリプト(英文)は読めば分かるのに聞き取れないというケースが多々あります。

理由として、

・発話の速度についていけず、内容が理解できない

・実際に聞き取れない音がある

・英語の語順どおりに読み下す習慣がなく、日本語に訳しながら聞いている

 

ではどのように練習したら、実際に聞き取れるようになるのでしょうか?

音声ペースで英文の内容を理解できない人には、

聞き読み』が有効です。英語の音声を流しながらそのスクリプトを読むことなんですね。

しかも1度限りの勉強ではなく、耳が慣れるまで何度も繰り返し聞いていきます。

 

教室では

この様な指導法を取り入れながら、英検対策に取り組んでいます。

ぜひ、ご活用ください。

 

 

HOME

 

 

アゲハの幼虫、観察日記-夏の自由研究にいかが!

アゲハの幼虫観察日記(発見初日)

レモンの木に小さな侵入者を発見  (@_@;)

若葉を美味しそうに食べるアゲハの幼虫です。

観察してみると、

3齢か4齢幼虫でしょうか?体長は1.5ミリ程ですので、孵化して2週間くらいだと思います。

今後、観察日記をつけていきたいと思います。

 

アゲハの幼虫観察日記(発見2日目、孵化して約15日目)

レモンの葉っぱを大食いするので、八朔蜜柑(はっさく)の木に引っ越してもらいました(*^_^*)

幼虫は柑橘(かんきつ)類や山椒(さんしょう)の葉が大好きですね。

 

幼虫が黒色をしているのは、鳥のフンに擬態して捕食者に食べられないようにするためなんですね。

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して20日目)

5日間ぶりに幼虫を発見!今朝も探すのが大変でした。

見つけた幼虫は、既に黄緑色をして葉っぱと同系色です。いつの間にか、4齢幼虫から5齢幼虫(終齢幼虫)への脱皮が終わっていました。

これからは見つけ出すのが大変そうですね  (・・?

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して23日目)

3日間ぶりに幼虫を見つけました。前回いた場所からかなり離れた枝へと移動していました。

姿が見えないと鳥に食べられたのか?ちょっと心配になりますね。

 

体長も5㎝程の大きさまで成長しました。

幼虫の紋様からナミアゲハのようです (^O^)

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して25日目)

相変わらず移動する範囲が広いですね。

見つけるのに四苦八苦です (*_*)

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して27日目)

幼虫が大きくなり、毎日蜜柑の木を広範囲に移動するため探し出すのが大変です。移動も活発で1日に動く距離も長く、翌日には全く見つからないということがあります。

そこで、今日は飼育ケースで保護することにいたしました。幼虫さんには不満もあるかと思いますが、そこはご勘弁申し上げます(^O^) 

 

《飼育ケース入れて分かったこと》

色も形も大きさも、ちょうどグリンピースに似たフンをだします。においはしませんでした。

 

《疑問に感じたこと》

○レモンの葉に多くの卵が産みつけられるのはなぜか?

○山椒やレモン、その他柑橘系の葉っぱの中で、一番好む葉はどれなのか?

 

※自由研究の項目に入れて、その理由を観察実証してみてはいかがでしょうか。

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して29日目)

朝起きたら幼虫が飼育ケースに糸を張って頭とお尻を固定していました。この状態を前蛹(ぜんしょう)といいます。文字通り蛹(さなぎ)の前の状態なんですね。

もう1日経つと、脱皮して蛹になります。(^O^)

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して30日目)

昨日の前蛹(ぜんしょう)から脱皮して蛹(さなぎ)となりました。

色はまだ緑色をしています。今日から10日~14日程で羽化(うか)するため、しばらくはそのまま様子見です(^^)/~~~

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して38日目、蛹になって8日目)

羽化が近いため、蝶がつかまって羽を乾かせるように、蛹の近くに止まり木を置きました !(^^)!

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して41日目、蛹になって11日目/最終日①)

朝見ると、蛹(さなぎ)の色が濃い茶色になってアゲハ蝶の模様が透けて見えてきています。

もうそろそろ羽化(うか)が始まります (@_@;)

 

アゲハの幼虫観察日記(最終日②)

昼時はまだ蛹(さなぎ)の状態でしたが、午後2時に様子を見たときは既に成虫になっていました。

羽化(うか)する瞬間に立ち会いができなくて残念!

 

アゲハの幼虫観察日記(最終日③)

夕方には羽根も乾き、虫かごでは狭いため、外に逃がすこととしました。

空に向かって飛ぶ姿を見送るときは寂しさを感じましたが、命の尊さを学ぶ機会となりました。

 

アゲハチョウは、

完全変態の昆虫(成長の過程で、幼虫期、蛹期(さなぎき)を経て成虫へと姿を変えること)で、短い期間でその成長の変化を楽しむことができます。

疑問に感じたことを紐解きながら、お子さんとご一緒に観察日記を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

小学生、語彙力を高めるカード学習を日々の学習習慣に!

 

手作りのカードの紹介です。

 

教室には、

中学受験を控える生徒向けに作ったカードがあります。

ことわざ・慣用句・四字熟語・対義語・同義語・部首など・・・。折角ですので小学生に自由に読み合わせをさせています。

 

カードは生徒に馴染みやすいものばかりで、真っ先にお気に入りのカードを手にしては、言葉の学習を楽しんでいます。

日々の学習ルーチィンとして継続して取り組んでいるため、生徒は年間を通して、小学生で習う語彙の多くを覚えることができます。

 

ことわざカード編(172枚)

ことわざを上の句と下の句に分けて、リズムよく覚えられるようしています。毎回手にとって眺めていると、沢山あることわざも自然と頭に入ってきます!!

お気に入りのことわざを、日常会話でもさりげなく使えたら素敵ですね。

 

慣用句編(143枚)

子ども達はレッスン開始直前の隙間時間で読み合わせをします。

学習のウォーミングアップの効果があり、子どもたちが勉強モードに入る手助けとなっています(^^)

 

四字熟語編(162枚)

レッスンの開始前の時間を使って、小学5年生から学習に取り入れています。日々の積み重ねが段々と膨らんでくるのが実感できますね(^^)

 

対義語編(88枚)

概ね、二字熟語で構成されています。総数は88枚ですが、表裏あわせると176の熟語数が対義語として覚えられます。

 

類義語編(68枚)

表裏あわせると136種の熟語が類義語として覚えられます。

勉強として覚えさせると生徒は飽きてしまいますが、好きなカードを好きなだけ選ばせて読み合わせをすると、習慣として長く続けられるようになりますね(^^)

 

部首編(55枚)

小学漢字から部首を55選、カードにしました。

みんなが知らない部首名をサラリと言えたりするとカッコいいですね(^^)

 

歴史年号編(60枚)

小学6年生向けに、社会科の歴史年号に興味を持ってもらおうと語呂合わせカードをつくりました。

歴史年号は、小学校だけでなく中学になっても役立ちますので、少しでも興味・関心に繋がれば嬉しいですね。

 

レッスン開始前のちょっとした時間を使った学習ですが、1年通して積み重ねられた学習は大きな財産となります。これらの経験が、生徒の物事に対すつ好奇心や主体的な学びへ繋がってもらえると嬉しいですね!!

 

 

中学1年生は、 今回の期末テストで中学3年間の成績が決まってしまうことをご存知ですか!

今週は、入野中学校・佐鳴台中学校など近隣の中学で期末テストが実施されます。

特に

中学1年生は、合計点数と学年順位が個人単位でみられるため、自分の学力がどの位置に推移しているのかを伺い知ることができます。

 

中学最初のテストで、今後3年間の成績が決まることをご存知でしたか。

今回のテスト結果は、実は今後3年間の成績と学年順位を映しだす鏡といっても過言ではありません。

いいかえると、成績は中3になっても今回とあまり変わらないで推移するということになります。しかも他のお子さんがこれまで以上に勉強に目覚めれば、学年順位はじりじりと落ちていきます。

 

 

今回の1学期期末テスト(5教科/250点満点)をふり返って、

 

200点以上であれば、

あなたは上位クラスの仲間入りができています。

 

150点以下であれば、

あなたの学力は黄色信号が灯っています。
平均点に届かない教科は今後点数を下げ、特に英語・数学であれば確実に苦手意識を持つこととなります。


100点を下回るお子さんは、既に赤信号です。

1年生の学習内容が理解できていません。しかも、自分で勉強をして学力をつけることは皆無と言っていいでしょう。

早めに塾に相談するなど、すぐにでも何かしらの対策が必要です

 

 

家庭学習の積み重ねがテスト結果となるため、学習不足を感じるお子さんは日ごろから家で勉強する習慣をしっかりと身につけることが大切です。 

2学期を見据えて、今から学習準備に取り掛かることが大切なんですね。

 

 

小学4年生、「概数」のつまずきに挑む!

2学期に入って、いよいよ学校の授業にも熱が入ってきました。

現在小学4年生は、小学校の算数の授業で「概数」を勉強しています。この概数の単元を難しいと感じ、苦手とするお子さんが案外多くいらっしゃいます。

 

では何故、難しいと感じるのでしょうか?

 

一つに、

設問の言い回しが多彩であることが挙げられます。

例えば、

『987600』の六桁の数字を使って問題を作ってみました。

問1)百の位を四捨五入しなさい

問2)四捨五入して、千の位までの概数にしなさい

問3)四捨五入して、上から三桁の概数にしなさい

 

問題の答はお分かりになりましたか?

答えはどれも同じで、988000となります。

これらの問題は、設問の意味を理解するための読解力がないと解けません。算数であっても国語力が試される問題でもあるのですね。

 

 

次に、難しいと感じる問題に「概数の範囲」があります。

写真は、実際に生徒が解いているワーク問題です。

大問3①~④、の問題に整数の範囲がありますが、ほとんどの生徒がつまずくところです。

答えは、「以上」「未満」を使いますが、言葉の意味も理解していかなければなりません。

 

 

そこで塾では独自の解説プリントを作成して、最小限の説明で理解ができるように教えています。

考え方を一元化し、整理して理解してしまえば、容易に問題が解けるようになります。

 

小学4年生では、

抽象的な概念の問題が多く出題されます。そのため、これらの問題に対応できないと、結果的につまずきが発生したり自信を失ったりしてしまいます。

しかしながら、

同学年は、抽象思考の能力が発達する学年であるとも言われています。

そのためにも、発達に合わせて、子どもたちの能力を引き上げていかなければなりません。

小学4年生は、

本格的に前を向いて勉強しなければいけない、大切な学年なんですね。

 

 

小学4年生、都道府県名を覚える-努力を結果と自信に変えるのが塾の仕事!

 

夏休みに入ってすぐに、

一人の小学4年生から、都道府県名が覚えられないと相談がありました。詳しく話を聞いてみると夏休みの宿題の一つで、都道府県の位置関係と県名を漢字で書けるようにする内容です。しかも2学期が始まった早々に、テストがあるとのことでした。

4年生では少しハードルが高いように感じましたが、テストまでには時間がありますので、塾で都道府県プリントを作って、夏期講座の期間中、毎日勉強をしていきました。 

 

写真(左)は勉強初日の解答と、(右)2週間後の解答です。

初日は散々な結果でしたが、毎日同じ問題に取り組むうちに正答率を100%まで持っていくことができました。

 

しかし、ここがゴールではありません。毎日同じ問題に取り組んでいると、子どもたちは都道府県名を順番やパターンで覚えてしまうのですね。

 

そこで、違う種類のプリントを用意して、再度トライしてもらいました。

 

 

 

写真は新しいプリントの正答を表しています。

結果は一目瞭然ですね。

これまでの全問正解も、パターンが変わると途端につまづき、漢字を含めて一気に正答率が下がってしまいました。

生徒の「分かった」つもりが、一番の落とし穴ということが見事に当てはまる事例となりました。

 

私立中学校、塾対象の学校説明会に参加してきました。

 

浜松市内には7校の私立中学校があります。

毎年、5月からこの時期にかけて、学習塾を対象とした学校説明会が開催されます。今年も塾長として5校の説明会に参加させていただきました。 

私立中学校説明会を開催順に・・・

 浜松日体中学校

 西遠女子学園中学校

 聖隷クリストファー中学校

 浜松開誠館中学校

 浜松学院中学校

 

※浜松学芸中学校、浜松修学舎中学校は未実施

 

 

今年の説明会の印象は、中高一貫教育とてして英語改革に長い時間を割いて説明があったことです。

これは、

グローバル社会で活躍できる人材の育成を、6年間かけて多角的な観点から子どもたちの成長を支える教育プログラムで、私立中高校の特色に合わせた英語教育としてその魅力を十分に窺(うかが)い知ることができました。

 

同時に、

実際に学校に足を運び理事長や校長先生方の声を直接伺うことで、学校の雰囲気や情熱を肌で感じ取ることができました。また、私学の先生方との顔見知りも増え、塾と学校の距離が縮められたことも大きな成果です。

 

今回得た内容をしっかりと活かし、塾として受験指導に当てていきたいと考えます。

 

 

かッわい~ィ!! 小学生に大人気-遮光器土偶

この写真は何だかお分りですか?
神様? 宇宙人?
いいえ、違いますね!

これは、縄文時代の『遮光器土偶』です。
ちょうど中学1年生は日本史が始まるため、教室に『土偶』を置いてみました。
土偶を知らない子どもたちも多く、手にとっては興味深げに触ったり眺めたりしていました。


中には、『映画ドラえもん のび太の日本誕生』に登場する悪役キャラクターと勘違いしている生徒もいて、子どもたちの反応が面白かったです。

土偶は縄文時代に作られた土の人形で、その形は女性をかたどったものが多く、自然の豊かな実りを願って作られたと考えられています。
写真の土偶は、主に青森県・岩手県・宮城県を中心とした東北地方から出土し、目にあたる部分が遮光器のような形をしていることから遮光器土偶とよばれ、縄文時代の晩期で、今から約3,000~2,300年前に製作されたものです。

縄文人の卓越したデザインと造形力には感心せずにはいられません。

 

教科書ではほんの少ししか触れられていませんが、

縄文時代は、今から13000年くらい前から2300年くらい前まで、約1万年間も続きました。

江戸時代は365年。明治維新から現代までは、今年でちょうど150年を迎えます。このことからも縄文時代がいかに長いかがわかります。

しかも

縄文の文化は、日本最大の狩猟採集の集落である青森県三内丸山遺跡にみられるように、東北地方や北海道を中心に東日本で繁栄しました。

現代の繁栄の中心と比較すると、実に興味深い話ですね。

 

 

二つの巨大断層に挟まれた静岡県!

中学2年生の社会でフォッサマグナがでてきます。毎年、フォッサマグマと間違って書く生徒がいて見てて楽しくなります。

 

静岡県には二つの巨大断層が走っているのをご存知でしょうか?

一つは、糸魚川ー静岡構造線

図の青線に囲まれたオレンジ色の部分がフォッサマグナ(Fossa Magna)で、その左端が糸魚川-静岡構造線となります。

糸魚川ー静岡構造線をフォサマグナと勘違いする人もいるかと思いますが、フォッサマグナは「大きな溝」という意味で、「線」ではなく「面」を指して呼びます。

 

『資料/ウィキペディア』

 

もう一つが中央構造線で、図の赤い線です。

中央構造線は日本一長い断層で、九州から関東にかけて1,000 kmにも及ぶ巨大断層です。記憶に新しいところでは、2016年4月の熊本地震の震源地も、この中央構造線沿いにあります。

 

静岡県には、巨大な二つの断層に挟まれた場所に赤石山脈(南アルプス)があります。

赤石山脈は標高3,000メートル級の山々ですが、かつては深い海の底であったことをご存知でしたか?長い年月を経て深い海底が隆起し、標高3,000メートル級の山脈へとその姿を変えていきました。

その証拠に、

赤石岳の頂部には「赤い石」チャートがあることからも分かります。

チャートとは、深海底で堆積した海のプランクトン(放散虫)が長い年月をかけて岩石になったものなんですね。アンモナイトの化石が同時に採掘されるのもうなずけます。

 

構造線や断層は私たちの身近な所に存在します

特に中央構造線は、

伊良湖岬から豊橋、豊川を通って浜松水窪、そして信州へと抜けているのがお分かりですね。

水窪町の青崩峠は構造線直下の断層崩落地で、しかも断層線谷(だんそうせんこく)を間近に見ることができます。秋葉街道(塩の道)はまさにこの断層線谷沿いを通る街道なんですね。

 

また、

中央構造線と並走する天竜川は石の宝庫です。

河原に出れば、緑色片岩、黒色片岩だけでなく、流紋岩、花こう岩など、多種多彩な岩石が採取できます。岩石は、日本列島形成のメカニズムを知るタイムカプセルのようなものなんですね。岩石の生成から、その場所の地殻変動を読み解くことがでます。

 

地球の地殻変動の痕跡に興味を持ち、その証拠を身近な場所から訪ね歩くのも面白いのではないでしょうか。

 

 

HOME

 

進路実績で注目度の高い、浜松日体中学入試問題を解いてみました!

4月末、浜松日体中・高校による私塾対象の学校説明会に参加してきました。

 

この説明会は毎年参加していて、

今年度の中学受験の結果について詳しく伺って参りました。

受験者数と合否者数、入試でのボーダーライン、各教科の出題傾向、面接での質問内容、そして中・高学習カリキュラム、卒業生の進路実績などなど。

実際に足を運ばないと得られないお話でした。

同時に、

中・高校入試問題を頂いて参りました。

 

 

私は頂いた中学入試問題は毎年解くようにしています。

問題レベルは、

小学校の教科書内容が理解できていれば合格できます

ボーダーだけ見ても、『あゆみ』の塾生が日頃の学習だけでも十分合格できます。

 

とはいっても、

受験勉強は受験生にとって特別な経験なんですね!

生徒自身の学力やメンタルを鍛えるばかりか、精神年齢を高めることにも一役買っています。受験を経験した者でしか味わえない達成感がそこにはあります。

 

私立学校は6年間の中高一貫教育を行い、大学入試を見据えた学習を行ないます。高いレベルの教育で自ら将来を切り開きたい。そんな学習意欲を実現するには、浜松日体中学校はとても良い学校であり、環境・設備を持ち合わせています。

 

お子さまの将来を考えるのであれば、日体中学を選択肢にして説明会に足を運んでみるのも如何でしょうか!

 

 

HOME

 

 

『立てば芍薬、座ればぼたん・・』本来の意味は、ことわざとは別のところに!!

5月5日は「立夏」

立夏とは二十四節気のひとつで、「夏が立つ」と書くように、夏の兆しが見え始める頃という意味で、暦の上での夏が始まります。

我が家でもこの時期にふさわしく芍薬(シャクヤク)の花が見ごろを迎えました。

 

 

立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花

ことわざにもありますように、

芍薬はすらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせることから美人の姿を形容する言葉として知られています。

 

しかし

このことわざは、もともとは漢方の生薬の使い方を示した言葉ということをご存知でしたか?

 

立てば芍薬」の「立てば」は、

イライラと気の立っている状態を示しています。芍薬にはイライラを落ち着かせる効果があり、養命酒にも芍薬が使われています。

 「座れば牡丹」は、

座ってばかりいると血液の流れが悪くなります。このような状態に対して、牡丹は血流を改善させる効果があります。

歩く姿は百合の花」は、

百合の花が風でゆられているように不安定で頼りない状態を指しています。百合の根には不安や不眠、動悸を改善させる効果があります。

 

漢方薬の使い方を示した言葉が、

いつの間にか美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを形容する言葉へと変わっていったのは興味深いですね。

 

これから梅雨に入り憂鬱な季節がやってきます。

不調を感じた時には、芍薬のような花を愛でて心を癒されるのも良いですね。

 

HOME

 

 

高校入試、今年も全員合格!

3月15日、静岡県公立高校合格発表があり、

塾生の皆様から合格のご報告いただきました。

 

私立単願を含め、全員が第一志望で合格ができたことを本当に嬉しく感じます。

 

生徒の皆さん、おめでとうございます。

ご家族の皆さま、お疲れ様でした。

 

2022年(R4年)

【公立高校】
浜松市立高校     1名
浜松南高校      2名
浜松湖南高校     1名

浜松商業高校     4名

 

【私立高校】

浜松学芸高校     1名(単願)

浜松学院高校     1名(単願)

浜松啓陽高校     2名(単願)

 

※実績には、湖西教室の生徒数を含みます。

 

 

新中1、この春準備しておきたい一番は『数学』

小学6年生は、小学校生活も残り2ヶ月ですね。

そして4月には、中学の制服を着て中学校に通うことになります。まだまだ実感が湧かないのが現状ですが、確実に中学生活が待っています。

 

6年生は、

この時期に準備をしておきたい勉強があります。

それは『数学』です。

 

数学は、正・負の計算から文字式、方程式へと学習を積み重ねていきます。ここでは多くの計算の仕組みを学びますが、これらの内容が理解できたならば、その後の『数学』はスムーズに進められます。

逆に、

ここで苦労すると、確実に数学で躓(つまず)くこととなります。

 

数学を好きになのも嫌いになるのも、中1の最初の授業で決まってしまうんですね

 

そのため、

3月から春休みにかけて、中学数学の予習をすることをお勧めいたします。

しかしながら、お子さんが独学で学習するのは危険です。何故なら、計算の展開や解法など一度悪い癖を覚えてしまうと、正しく直していくことが難しくなるからです。

 

そこで

あゆみ塾の『春期講座』をお勧めします!プロの学習指導で、基本がしっかりと学べます。

 

春休みの取り組みとして・・・

ICT教材を使った講義動画を活用。「数学」と「英語」の予習に取り掛かかれます

小学校の復習ができます

春休みの規則正しい学習習慣が得られます

春休みの学習量(演習量)が格段と増えます

 

春休みはお子さんに「自信」を持たせるチャンスです。

より良いスタートダッシュを決めるためにも、しっかりと事前学習をしていきましょう!!

 

 

自分をグッと伸ばす春休み!

この3月から、

塾では一人一台タブレット(ipad)を導入して、レッスン中にいつでもスタディサプリの映像授業が見られるようにしました。

この映像授業はちょうど自分の机の上に教室があるようで、

先行して取り組んだ生徒の感想は、

「面白い」

「わかりやすく解説してくれる」

「もっと他の授業を勉強してみたい」

など、積極的な感想が多く寄せられました。

 

写真は、中学生が映像を使って授業を受けている様子です。

映像授業は5教科用意されていて、それぞれ教科書の単元に添って幾つかのコンテンツに分かれています。

視聴後は、教科書準拠のワークを使って実際に演習問題を解いていきます。

インプット、アウトプットを組み合わせて、学習効率が格段と上がりました。

 

2枚目の写真は、小学4年生の算数「分数」です。

学校の授業の「予習」ですが、映像授業を何度も巻き戻しながら勉強していました。初めて習う単元であっても、わかりやすく動画解説されているため、生徒も内容が理解しやすいと言っていました

 

塾では、

これまではアウトプット中心の授業展開でしたが、映像授業と組み合わせることでインプットとしての授業の幅が広がり、特に予習では「大きな可能性」を感じています。

 

春休みが挽回のチャンスと捉え、苦手克服に一緒に取り組んでいきましょう。

 

 

公立高校受験倍率から見えてくること

写真は、高校受験対策講座で勉強する様子です。

迫る公立受験に、勉強もいよいよ佳境に入ってきました。自分の課題に真剣に取り組む様子が伺えます。

 

昨日は、公立高校の志願受付の最終日で、志願倍率が発表されました。

今年の志願者数を、昨年と比較してみますと、

志願者を増やした高校

 浜松南、湖南、湖北

志願者を減らした高校

 浜松北、浜松西、浜松市立

 

浜松北・市立が減っていることに、意外と思う方もいらっしゃるかと存じます。

では、何故このような結果となったのでしょうか?

その答えは、今年は中学校の学習評価基準が大きく変わったことにあります。その評価基準の影響で学力上位生は内申点が伸び悩み、下位の生徒は上がりやすい傾向が如実に現れました。

 

そのため、

偏差値の高い学校は軒並み志願者を減らし、その分、浜松南・湖南へと回ったと推測できます。

また、偏差値が低い高校では定員割れを起こし、湖北や私立単願が増える結果となりました。

 

塾の進路指導も、

大きく変化した年と言えます。

 

その一つの原因は、私立高校の授業料「実質無償化」が挙げられます。

これまでも私学は施設や部活、進学実績など、競争力があり魅力的な学校が沢山ありました。しかし学費の関係で諦めていた生徒が、この授業料無償化で入学しやすい環境が整ったことで、結果として私立単願を志望する生徒が増えたことです。

 

そしてもう一つは、

私立併願で先ず高校の受け皿を作り、公立高校は一つ上のレベルの学校を選択する生徒が増えたことです。仮に公立受験が失敗しても魅力ある私立に通えるからです。

塾でもこの受験スタイルを奨励してきました。チャレンジする生徒がこの先も増えることは間違いありません。

 

生徒は志望校合格という目標を持ち、

あれこれ悩みながら、忍耐をもって勉強に励んでいます。

その経験を通して、子どもたちは「自立した努力」を学びます。自立した努力は将来の夢を実現する第一歩であり、受験はその大事な通過点となります。

塾人として、

高校合格はもとより、子どもたちの成長する姿が見られることが何よりの楽しみですね。

 

 

内申点、「30」から「43」へ! 秘訣は自分が楽しめる勉強方法を見つけること!

 

今年、塾に通う生徒の中で、

中2のときとに比べて、中学3年2学期で内申点が「13」アップした生徒がいます。

その内申点の推移をみてみますと、

中2、2学期「30

中3、1学期「40

中3、2学期「43

飛躍的に内申点が上がったことが伺い知れますね。しかも、学年順位も上位10%以内に入るなど、学力は疑いようがありません。

 

ご存知の通り、

今年度は中学校の教科書改訂があり、学習評価基準も大きく変わりました。

評価基準は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に取り組む態度」の3観点に分かれ、知識だけではなく、自らが考える力が求められるようになりました。

そのため今年の3年生は内申点を落す生徒が多い中、この内申点アップは偉業とも言えます。

 

では、何故ここまで上がったのでしょうか?

それは、

先生がいなくても自分で勉強が進められる。

自分で目的意識を持って能動的に学習ができる。

そして、

主体的に解法を見つける経験を積み重ねた結果なんですね。

 

もう一つ、特徴的な勉強時方法は、

スモールステップを実践した学習方法です。

例えば数学、

解く問題を小問ごとに区切り、答え合わせをします。

間違った問題や分からない問題は解答・解説に目を通し、それでも理解できない場合はに質問にきます。その場での理解を大切にするのですね。

しかも各ページで進捗状況を「私」に報告するので、コミュニケーションが図れると同時に、学習に対する意欲が感じられるようになりました。

 

自分にあった勉強方法を見つけ、実践した結果なのですね。

 

勉強の仕方は十人十色です。

勉強方法を工夫しながら、自分が楽しめる方法を見つけることが何より大事なんですね。

自分が選んだ勉強方法で達成感が得られれば必ず成績は上がります。

 

 

教材展示会、新しい試みとアイデアを沢山仕入れてきました。

昨日は、

静岡県私塾連盟が主催する「教材展示会」に参加してきました。

会場では8社がブースを構え、各社の新年度用教材を手に取りながら、担当者から教科の傾向を伺って参りました。

 

写真は中央教育図書のブースです。

今年も懇意に預かり教材見本を届けていただけることになりました。生徒の教材選定用に充てていきたいですね。

 

昨年は、

中学校の教科書改訂があり、学習評価基準も変わってきています。伴って中間・期末テストでは「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体」を柱とした出題傾向となり、それに合わせて塾の教材もより良いものへと見直しをしていかなければなりません。

そのため、

「情報」が例年にも増して重要となり、教材出版社の営業担当から直々に情報がアップデートできたことは大変ありがたいことでした。

 

日頃の生徒の学習習慣によって、学力格差はさらに拡大します。

今回の展示会で塾での学習指導を含め、幾つかアイデアをいただいてきましたので、新年度に向けて準備をして参りたいと思います。

 

元気な挨拶は「自信」と「自立」の現れ!

「あゆみ塾」の生徒は教室の扉を開けたそのときから、いつも元気な挨拶で始まります。

元気な挨拶は生徒の自信の表れと言えそうですね。

 

しかしながら、

生徒の全員が勉強が得意なわけではありません。中には苦手なお子さんもいらっしゃいます。

ではなぜ、皆が元気な声が出るのでしょうか。

その答えは、

生徒一人ひとりの「自立」にあります。

 

小学生も中学生も、塾に来たらまず最初に「すべきこと」が用意されています。

それは、

「教科書を読む」「計算プリントを終える」「ことわざ・年号カードを読む」。

生徒個々が自主的に取り組む学習の一つです。これは何も難しいことではありません。時間も10分ほどで終えられます。

この「行動」をきっかけとして、生徒は次に何をするのかを自分で決められるようになります

そのため先生の指示がなくても、自分から勉強に取り組む自立の「行動」が見てとれるようになりました。

この「行動」こそが、生徒の「やる気」と「自立」を引き出す、元気な挨拶の源と言っても過言ではありませんね。

 

写真は、小学生の「年号カード」です。

この他にも、ことわざ、慣用句、四字熟語、対義語・同義語、部首、都道府県と、さまざまなカードがあります。

これらのカードは、本来は中学受験生用に私が作成したものでしたが、現在は楽しく読める教材として、子どもたちに重宝されております。

 

どの子も同じペースで伸びるのではありません。

一人ひとりのペースが違うのです。

早く伸びる子もいれば、遅くから急に伸びる子もいます。

でも、「いつ」「何を」「どれくらい」やるのか、自分で考えて「行動」ができれば、成績はおのずとついてきます。

 

自分で考え行動する「自立学習」を目標に、お子さんの能力を引き出し、成績アップや受験の合格に導いてあげたいですね。

 

 

塾長緊急入院のピンチ!! そこで、リモートによるオンライン授業でピンチをチャンスに。

 

塾講師を始めて30数年。

これまでどんなに熱があっても、体調が良くなくても授業を休んだことは一度もなかったのですが、11月2日の夜に突然に体調不良を起こし、急遽浜松医療センターに入院する運びとなりました。

生徒並びに保護者の皆様には多大なるご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんでした。

 

この間のレッスンでは妻が担当しましたが、全てを補えるわけではありません。

そんな中、

入院を知った他教室(浜北のスタディールーム)の戸田塾長から、思いもよらぬ救いの手を差し伸べていただきました。

それは生徒の質問に対して、オンラインで両塾を繋ぎ、分からない問題をその場で解決していくといった内容でした。自塾の指導があるにも関わらず、戸田先生のご支援には本当に頭が下がり、感謝せずにはいられません。

 

これまで当塾はオンライン授業とは無縁であると考えていましたが、今回の入院が思わぬ展開となり、かつオンライン授業の新たな可能性を見いだすことが出来ました。

 

例えば、

今週は、期末テスト週間ですね。

学校の教科の副教材も提出期限も決まっています。分からない問題をそのままで提出するのも良くありません。子どもたちの「分からない」に、土・日曜日などレッスンがない日でもオンラインを活用して指導にあたることができると考えたからです。

 

今回の入院で、

ご迷惑をおかけした分、今後の学習指導の充実で生徒の皆様に恩返しが出来ればと考えております。

 

 

私立高校、入試の目安点が上がっています。

浜松市内には10校の私立高校があります。

毎年、9・10月は学習塾(私塾)を対象とした学校説明会が開催されます。今年も塾長として説明会に参加させていただきました。 

 

私立高校説明会を開催順に・・・、

浜松啓陽高等学校

聖隷クリストファー高等学校

浜松学芸高等学校

西遠女子学園高等学校

浜松修学舎高等学校

浜松聖星高等学校

浜松開誠館高等学校

浜松学院高等学校

 

※浜松日体高等学校(浜松市コロナ特別警戒のため中止)

※オイスカ高等学校(今年度未実施)

 

 

今年の説明会の印象は、コース選択の改廃を含め全体的に入試の目安点が上がっていることです。

この要因は、2つあると私は考えます。

 

一つ目は、授業料です。

私立高校は授業料が高いというイメージがありましたが、国と県から支給される就学支援金により授業料が免除される率が大幅にアップしました。その結果、これまで授業料の負担で敬遠していた生徒が、私立高校を単願志願する動きが一気に加速したことが挙げられます。

 

二つ目は、今年から新指導要項の適用により中学の内申点評価の仕方が代わったことです。

今までの

「意欲・態度・関心」が「主体性」に代わり、

「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体性」の3つの観点になります。

そのため、

発言回数や提出物などが評価されにくくなり、定期テストで100点をとっても「5」はつかない。

逆に、下位層の生徒は「3」がつき易いという皮肉な結果が生まれています。

 

私見ですが、

評価点が生徒の学力を的確に反映したもかどうかは疑問が残りますね。

また、今回の説明会では内申点評価と目安点の関係を明確にはしていませんが、昨年までの内申点の基準が通用しなくなることに対しての警戒心が今年の「目安点」に表れてきているような気がします。

 

今回、説明会で得た内容を、

塾としてどのように活かし、受験指導に当てていくのか。むしろ私たち大人が主体的に判断することが求められそうですね。

 

 

秋の季節の移ろいを“栞”に託して!

最近は、朝晩の気温がグッと下がり、秋を感じられる季節となりました。

教室の前の銀杏は黄色に染まり、生徒の目を楽しませてくれます。

そんな中、

一人の小学生が葉っぱを手にして、

 

「奇麗な葉っぱ!」と、私に見せてくれました。

 

 色鮮やかなイチョウの葉を捨てるには忍びなく、そこで“栞”に託して生徒に渡そうと思いつきました。

 

“栞”を作る手順は難しくありません。

まず初めに、

葉っぱを押し花の要領で乾燥させます。

十分に乾燥したところで、フィルムに挟んでラミネーターで圧着します。

好きな形に切りぬいてパンチで穴をあけて、最後にリボンで結んで完成です。

 

こちらの写真は、

教室の周りに咲いた草花を“栞”にしました。花びらには、綺麗な原色が残っていますね。

自分で摘んだ草花を思い思いの形にして楽しむことができます。

 

こちらは、

冒頭で述べた、生徒から預かったのイチョウの葉っぱの“栞”です。受けとった生徒は大喜びで、宝物を手にしたそんな瞬間でした。

「春になったら、桜の花びらを集めて飾ってみたいな!」と、期待を胸にふくらませていました。

それなら次は、

みんなと一緒に作ったら、きっと楽しいだろうな!と、私も思いに駆られる次第でした。

 

ちいさな秋が“栞”へと姿を変え、秋の日差しの様なそんな暖かな一日を過ごすことが出来ました。

 

 

1学期の復習、夏休みに取り組める勉強方法あります!

夏休みがいよいよ近づいてきました。

ご家庭での勉強計画はいかがでしょうか?

夏休みで思い当たるのが学校の宿題ですね。何かと宿題を終わらせることに目を奪われがちですが、もう一つ大切なことに1学期の復習があります。勉強が苦手と感じているようでしたら、復習にしっかりと時間を取ることをお勧めいたします。2学期以降、ゆとりをもって勉強に臨めますよ。

 

先週のことですが、

小学4年生の保護者から、塾の問い合わせと勉強での相談を受けました。

内容は、

算数や国語の1学期の単元テストや小テストの点数が悪いとのこと。そこで、体験レッスンに早速お越しくださいました。持参いただいたお子さまのプリントを拝見すると、間違った問題の見直しがほとんど手つかずです。分からない問題をそのままにしていたのですね。

これでは、勉強が分からなくなるのもうなずけます。

 

写真は、算数の小テストです。

文章問題では、問題の意味を理解しないまま解いていたため、内容の把握と解き方を確認して自分で解けるようにしました。

 

こちらは国語の漢字の問題です。

分からない漢字は、国語辞典や漢字辞典を使って自分で調べます。小学生は、漢字の勉強から始めると国語の苦手意識が減ってきますね。

 

今回の体験レッスンでは、

間違った問題を一つひとつ丁寧に説明をして、生徒自身で問題が解けるようにしていきました。自分で解き進められるようになると、やっと嬉しそうな顔が戻ってきました!

 

ここで、本日の本題です。

1学期の復習の取り組み方に、返却されたプリントやドリルを全てかき集めて、間違い直しを徹底的にするのはいかがでしょうか?どの問題も子どもたちの理解力を推し量るには優れた内容で、見直しをしていくだけでもかなりの基礎力が身につきます。

勉強が苦手なお子さんは、

まずは1学期の復習を徹底的に取り組むことをお勧めいたします。

 

また、自分一人では勉強の仕方が分からない場合は、塾の夏期講座をご利用ください。せっかくの夏休みですので、復習のチャンスをみすみす逃したのでは実にもったいないですね。

 

 

溜めた宿題を一気にする生徒ほど、成績が伸びる?!

先日、一人の生徒が、

「先生、今日の授業で学校の宿題『社会の自主学習ノート』をやってもいいですか?」

と神妙な面持ちで言ってきました。

私がその宿題に目を通すと、提出期限は明日。しかも20ページ以上も残っています。

常識的に考えて、明日までには間に合わない量ですが、それでも塾で半分以上を仕上げ、残りは家に持ち帰って提出期限を守ったとのことでした。 

 

 

一般的に宿題を溜める生徒は、計画性がなく自己管理もできていないため成績が悪いというイメージがあります。

確かにこの生徒の成績は良いとは言えませんが、

一気に成績を伸ばす才能が隠れているとも感じました。

何故なら、

学習スピードが極端に速いからです。

 

しかし、

いくら余裕の素地力があっても、やる気がなければ成績は上がりません。勉強には、意欲・態度・関心が大切なんですね。

このことに本人が気づいていないことに、もったいなさを感じました。

 

ところで、

学習スピードで大切なことは何かご存知ですか? それは、無駄な時間を省くことです。

例えば

机に座っても、勉強以外の時間を過ごしている。

分からない問題をいつまでも考えている。または、手が止まっている。

子どもたちに往々として見られる様子ですね。

そんな時は、

解説を読んで、答えの丸写しで理解することも一つの勉強方法です。

 

無駄な時間が削られれば、宿題の時間も減りますし、他の教科を取り組んだり遊んだりすることもできます。

そのため、

子どもたちの成績を伸ばすには、無駄な時間を省くことが一番と言えそうですね。

 

 

小学5・6年生、小学生のうちに英語を得意科目に。

昨年度より、小学生の英語教育が必修化されています。

しかしながら、英語には個人差があり、低学年から英語に慣れ親しむご家庭のお子さんは、「聞く」「話す」力が授業で身につきますが、そうでないお子さんは英語を理解することが本当に難しくなってきています。小学生から英語の二極化が進んでいると断言できますね。

実際、

現6年生で、今年度から塾の英語講座を始めた生徒さんは、最初のころは英語を「聞く」ことがほとんど出来ませんでした。そのため、何度も何度も英語を聴いて、耳で慣れることから始めました。最近では、英語のフレーズもかなり理解できるようになり、上達が速いことに驚かされます。

 

英語を学ぶ環境が整うと、今まで眠っていた能力が一気に開花するのも英語の楽しみといえますね。

 

塾では、

小学校の授業に先立ち、教科書準拠ワークを使って英語学習を先行予習しています。

子どもたちの「もっと学びたい」を具現化できるように、レッスンではパソコンやタブレットを一人一台用意して臨みます。

 

写真は、
音声を聞きながら、テキスト紙面の英文を後追いしているところです。

生徒は、タブレット上で自由に音声操作が扱えるため、耳に慣れ親しむまで何度でも繰り返し聞き直すことができます。

 

こちらは、
聞き取った内容を表記するリスニングの学習です。
子どもたちは、聞き取りにくいフレーズを何度も聞いて理解できるようにしています。

 

授業の締めくくりは、

今回の単元で学習したフレーズを使って、自分で文章をつくっていきます。

 

フレーズを使って会話が成り立つ!

そんな英語の楽しさが子どもたちに伝えられれば嬉しいですね。

 

 

学力格差は、小学4年生が分かれ道。

先日、小学3年生のお子さんを持つ保護者の方から、入塾についてお問い合わせをいただきました。

 

「国語の文章問題の読み取りができない」

とのご相談でした。

幾つかご家庭での様子を伺ってみると、学校の宿題(漢字の書き取り・本読み)を本人任せにしているとのことでした。これでは、勉強ができなくなるのもうなずけます。

毎日の日課として宿題に取り組むことで、長い目で見て学習習慣と自立学習が備わります

そのため、

宿題は低学年のうちから、ご家庭で身につけさせることが大事なんですね。

お母様の接し方次第で、お子さんの勉強もだいぶ変わってきますよ。

 

写真は国語文章問題の添削の様子です。

間違えた問題はもう一度見直しをして、次に進むようにしています。

文章問題の読解力は、学習量に比例して身につくため習得に時間がかかりますが、身に付いたスキルは今後の学習の財産となります。

 

話は変わりますが、

 

小学5年生は、算数・国語とも学習内容が難しくなり、学校の授業についていけなくなる学年でもあります。

例えば算数、

小数の掛け算・割り算と工夫した式、倍数と約数、分数の計算、角度、単位量あたりの計算、割合、速さ、多角形の面積、円周の長さなど。
国語であれば、

文法問題(主語、述語、修飾語)、漢字の成り立ち、辞書の引き方、などなど。

 

特に算数は単元の多さ、そして抽象的な難易度が上がり、授業内容を理解するには大変な学年となります。

このため、

5年生で、できる子とできない子の学力差が一気に広がります

 

でも、その要因を紐解いてみると、

4年生の学力不足が、二極化を生む一番の要因なんですね

そのため、お子さまの基礎学力を4年生までにしっかり習得する必要があります。
「まだまだ小学生だし、本格的に勉強を始めるのはどうかな・・・??」
と、お考えの親御さんもいらっしゃるかと存じますが、子どもの将来を考えるならば、やはり4年生がターニングポイントといって過言ではありません。

 

勉強の分かれ道は、すぐ近くまで迫っています。

5年生になってからでは、手遅れともなり兼ねませんね。

 

 

中学教科書改訂、教室で使う数学・理科のテキスト解き終えました。

 

今年は4年ぶりに中学の教科書がに改訂されました。
教科書改訂に伴い教室で使うテキストも刷新され、子どもたちに新しいワークを配布いたしました。私は新しいワークを使うときは、生徒より先にワークを解くようにしています。これまで数学と理科の1年から3年生分を計6冊を解き終えました。1週間で1冊のペースでワークを仕上げてきていますので、まずまずの学習量となります。

問題を解いた感想はと言いますと・・・、
数学は、1年生で素因数分解を使った「公約数と倍数」、2年生で「箱ひげ図」が新たに加わっていますが、大きな内容の変更は特になかったように感じました。

写真は、2年生の「箱ひげ図」の単元です。

ワークを解いて思うのですが、問題の解き方、求め方が分かると勉強は楽しくなります。

子どもたちには、解ける楽しさを教えていきたいですね。

 

理科は、
3年生の教科書に「ダニエル電池」が新しく登場しました。これまでは高校の教科書で扱った内容ですが、中学でダニエル電池を学習することで化学電池の仕組みがシンプルになりました。

 

写真はダニエル電池を使った「イオン」の単元です。今回ダニエル電池とイオン化傾向を理解することで、イオンの問題がよく理解できるようになっています。

 

また、2年生の「気象」では、気圧と圧力を組み合わせた問題が新しく登場していました。厄介なのはc㎡を㎡に、hPaをPaに単位を換算する必要があり、小学校で単位を苦手としたお子さんはつまづく単元となりそうです。

実は、
私が真っ先に取り掛かりたいワークは「英語」なんですね。ご存知の通り、今年からの英語の教科書はこれまでの教科書に比べ語彙数や文章量が大幅に増加されています。そのため教科書で内容を把握していかないと、本当の意味で英語の変化が実感できません。しかしながら英語の教科書がいまだに購入できていません。
私としても、気がはやるばかりです。
英語ワークを解いたいた感想は、後日改めて報告させていただきますね。

 

 

50Hzと60Hzの周波数があるのはなぜ?中2理科

中学2年生は、理科で「電流」を勉強します。

先日、一人の生徒から、

「なぜ50Hzと60Hzの周波数があるのか?」との質問を受けました。小さなことにも関心の目を向けてくれたことに嬉しさを感じました。

 

私たちが日常使う電気の周波数は60Hzです。しかし、この周波数は地域によって異なり、静岡県の富士川を境に西側が60Hz、東側が50Hzと分かれます。

このことに生徒は疑問を抱き、質問をしてくれたのですね。

 

その理由を解くには、明治まで遡(さかのぼ)る必要があります。

当時の日本は電気をつくる技術を持ち合わせておらず、外国に依存する外ありません。そのため、東京はドイツ製の発電機、大阪はアメリカ製の発電機を輸入しました。ところが、これらの発電機は周波数に違いがあり、その結果、ドイツ製を導入した東京では50Hz、アメリカ製を導入した大阪では60Hzの電気がつくられるようになりました。それがそのまま全国に広がり、現在に至ったということです。

 

写真は、周波数の境界線です。

一般に境界は新潟県の糸魚川と静岡県の富士川を結ぶ構造線(大断層線)に沿う形で分かれています。

 

現在、

使用する電化製品のほとんどは周波数が違っても不具合は起こりませんが、一昔前は周波数の違う土地に引っ越すと正常に作動しないものもありました。今では笑い話ですが。

 

それと電気にちなんでもう一つ、

電気製品にアダプターがついていますが、このアダプターの役割をご存知でしたか?

家庭用コンセントは100Vの交流電流が流れます。しかし、パソコンや携帯電話など電気器具の多くはそれよりも低い電圧で、しかも直流で動きます。そのためACアダプターは、適した電圧と交流を直流に変換する役割を担っているのです。

ご家庭で使用する電化製品は器具ごとに電圧が異なるため、多くのACアダプターが存在しているのも頷(うなず)けますね。

 

これまでのブログ一覧は、  コチラから!! 

 

 

教材展示会に参加!

昨日は、静岡県私塾連盟主催による教材展示会に参加してきました。

 

来年度の中学校は、新学習指導要領施行の年です。

教科書改訂に伴い、新しい教科書では生徒の学習負担が懸念されます。特に、英語は周知の通り、これまでの教科書に比べ中学3年間で覚える英単語が600語近く増加します。

 

そのため、

塾としても今まで一律で配布したテキストを、学校の定期テストで点を取るために、生徒の学力に合わせて内容を変えていく必要が出てきました。生徒一人ひとりに寄り添って、よりしっかりと指導をしていきたいですね。

 

展示会の各ブースでは、

好学出版、学書、育伸社、教育開発出版、エデュケーショナルネットワーク、文理、学研などが出品されていました。

担当者からは、新年度のワークの特徴を詳しく聞いて参りました。

 

今回の展示会では、 教材選定となるヒントを沢山収穫して参りました。そして、新しいワークを使って、生徒の成績を伸ばすことに全力で取り組んでいきたいですね。

 

これまでのブログ一覧は、  コチラから!! 

 

 

冬期講座、いよいよ佳境に!

中学1・2年生は、冬期講座で学調対策を受講しています。

1月に実施される学力調査テストは、これまでの履修内容がテスト範囲となり、冬休みにあわてて勉強しても点数には結びつきません。

そこで、

対策講座では出題傾向や頻出する問題を教えることで、テストで高得点が狙えるように学習指導をしています。

 

例えば、

国語作文、数学の計算・図形問題、英作文は、過去10年以上に渡って出題された問題を分析し、類似問題を徹底学習します。

 

 

写真は、

対策プリントに取り組む様子です。問題解法を確実に習得することで、点数の積み重ねを目指しています。

 

また、実践的な模擬テストに取り組む中で、

通常レッスンでは見えてこなかった問題点も浮き上がってきました。それは、問題を解くスピードが足りないことです。

特に

理科・社会は顕著で、設問内容の読み取りに時間がかかりく、何度も読み直しては時間を逼迫(ひっぱく)させています。

明らかに読解不足といえますね。

この読解不足をすぐに解消することはできませんが、生徒には問題の出題傾向を教え、当日のテストでパニックにならず、冷静に問題に対処できるための準備をさせています。

実力テストでは、

問題の傾向を知ることが一番の攻略ですね

 

対策講座を折り返し、生徒の様子もだいぶ変わってきました。

目標とする「合計点数で30点以上を上乗せ」が実現できるように、更に自信をつけさせてあげたいですね。

 

 

 

英語が劇的に「難化」、中1進級への準備が急務!

11月から12月にかけて、

学習塾を対象としたZoomによるオンラインセミナーが開催されました。

今回、出席したセミナーは、

●エデュケーショナルネットワーク「高校入試徹底分析する入試分析報告会」

●エデュケーショナルネットワーク「2021年 中学教科書改訂情報」

●教育開発出版「教科書情報セミナー」

●出口汪「問題文が読めない子どもたちを伸ばす方法!」

 

来年は、中学の教科書改訂の年ですね。

セミナーもこの改訂の話が中心で、その中で最も変わる教科が「英語」ということです。

新しい教科書は、英単語の数が増えるばかりでなく、これまで中学校で扱ってこなかった文法や表現、テーマが加わります。また、今年から始まった小学英語に接続した内容で、これまでの教科書に比べて難易度が劇的に上がってきています。

 

例えば・・・

①中1の教科書は、

小学校で学んだ「話す」「聞く」を中心とした日常会話文と単語が、既習事項としてスタートします。そのため、中1の英語は授業の出だしから難易度が高く、しかも小学英語で扱う語彙数が不足していると、進出単語と合わせて毎回膨大な単語を覚えることとなります。

 

写真は

来年度の新中1生のワークです。Unit 1では、一般動詞の否定文から学習がスタート!

I like spring.

I don't like spring.

小学英語の既習事項を踏まえて、一般動詞、be動詞の運用など、数多くの基本動詞や名詞が扱われています。

 

写真は

前出写真の次ページで、助動詞を含んだ英文です。

I can play the drums.

I can't play the drums.

中学では「文法」と「書く」要素が追加され、そのため、英語が読めて書けることが大事なんですね。

 

②単語に関して、

小学校で学んだ630語に加え、中学校3年間で習う単語数が1600語。合わせて2200語を覚える必要があり、これまでの教科書と比較しても約1.5倍~2倍の単語数が増加されます。

 

③加えて、

コミュニケーションに重点が置かれ、具体的な課題(目的、場面、状況)を設定した中で、自分の考えや気持ちを外国語で発信することが一層求められます。

 

④そして、

授業がオール英語化?

 

これら全ては「子どもたちがこれからの社会で生きていくために必要な資質・能力を育む」ための教育改革の一環として、来春よりスタートします。

小学校で英語が苦手だと思っているお子さんは、中学に入学して早々に英語に全くついていけなくなるかもしれません。それくらい新しい教科書は、質・量ともに想定を超えて「難化」しています。

そのため、

英語は躓(つまず)いてから対処しても遅いです

 

お子様が英語で躓く前に、

小学生のうちから「英語って楽しい!」と思ってもらえるように、ご家庭では日頃から英語に接する環境を作ってあげることが大切となりますね。

 

 

論理エンジン著書、出口汪先生のWebセミナーに参加。

昨日、

出口汪(ひろし)先生のZoomを使ったWebセミナーがあり、私も一塾の長として拝聴させていただきました。
書店でも、出口先生の教材はすぐに目に付きますので、ご存知の方もいらっしゃるかと存じますが、論理エンジンシリーズを執筆している教育界では著名な先生です。
私たち塾を生業(なりわい)としている者にとっても、塾の上に立つ先生の先生として仰ぎ見る大きな存在です。
 
今回の講演タイトルは「問題文を読めない子どもたちを伸ばす方法!」

教科書を読めない読解力では、他教科の成績にも大きく影響を与えます。そこで、これからの時代は知識を詰め込むだけでなく、知識を使いこなしていく力が求められ、その土台となる力が「論理力」。そのために、論理的な思考力、読解力、表現力を小学校低学年のうちから理解し身につけさせることが大事であると、お話を伺って参りました。

 

塾では既に、

「論理エンジンキッズ」と「出口先生の頭がよくなる漢字」のテキストを使ったレッスンを希望する小学生に実施しています。読解力がないというお子さんには、主語・述語から文の要点を探し出し、問題文を正しく読み解く力をつけるにはとても良い教材です。

 

成績を伸ばすには、国語がすべての教科の土台と言えますね。

 

 写真は「論理エンジンキッズ」です。

塾や学校向けに作られた直販教材で、個人では購入できません。塾では、この冬期講座で一部の生徒に使う予定でいます。

 

次に「出口先生の頭がよくなる漢字」です。

ただ漢字を知っていればできる問題ではありません。漢字の意味を理解し、主語、述語、目的語に置き換えた文脈の中で漢字を語彙として使う工夫が施されています。

子どもたちがどんな反応を見せるのか、今から楽しみです。

 

今回のセミナーで、
塾として子どもたちの学力をどのようにつけるべきか、幼児や小学生と向き合うためのイメージやヒントを沢山いただいて参りました。
子どもたちの指導にまた一つ楽しみが増えた、そんなセミナーとなりました。

 

 

「ハロウィンかぼちゃ」でお出迎え

10月31日はハロウィンですね。

先日、色鮮やかなオレンジに包まれたハロウィンかぼちゃをいただきました。そこで、子どもたちにも手伝ってもらい、おばけちょうちん「ジャック・オー・ランタン」を作ってみました。 

 

ハロウィンかぼちゃを作るのはそんなに難しくはありません。子どもたちにかぼちゃの顔を描いてもらい、絵に添って切り抜くだけです。

 

かぼちゃの顔は子どもたちの個性が溢れて面白いですね。初めての経験でしたが、それぞれの仕上がりを見た時は、とても嬉しそうでした。

早速、教室の前に飾り付けてもらいました。

 

 

小学生の通塾を見計らうように辺りは暗く、点灯したランタンかぼちゃが出迎えます。

ランタンから漏れる淡い光と影は、幻想世界に私たちを誘(いざな)ってくれます。 

 

ハロウィンまでの僅かな期間ですが、子ども達にはぜひ見て楽しんでもらいたいですね。

 

私立高校入試説明会に参加してきました。

秋は学習塾を対象とした私立高等学校説明会の季節です。

学校の特色やどんな指導をされているのかを、生徒や保護者にお知らせすることも大切な仕事と考え、毎年参加させていただいております。

今秋も浜松市内10校の私立高校のうち9校に参加させていただきました。

 

開催順に・・・

 

浜松日体高等学校

浜松啓陽高等学校

浜松学院高等学校

聖隷クリストファー高等学校

浜松修学舎高等学校

浜松学芸高等学校

西遠女子学園高等学校

浜松聖星高等学校

浜松開誠館高等学校

ちなみに、オイスカ高等学校はコロナ禍を心配されて説明会がありませんでした。

 

実際、私学は魅力を持った学校が多いですね。自ら考え行動する生徒の育成を第一に考え、ICTを活用した教育の推進と環境がどの学校にも十分に備わっています。

また

次年度入学生の高校授業料は、年収700万円未満の世帯で無償になります。そのため「公立」から「私立」を第一志望(単願)に舵を切るご家庭が益々増えることが予想されます。

 

今回の説明会で得られた情報は、生徒の進路指導にしっかりと役立てていきたいです。

 

 

小学生の語彙を増やす、カード学習

小学生は塾に来ると、真っ先にカード学習に取り組みます。

カード学習は以前にもブログで紹介したため、お読みになった方もいらっしゃるかと存じますが、

ことわざ、慣用句、四字熟語、対義語、類義語、部首、県名地図、歴史年号のカードが用意され、小学校で習う学習内容の範囲内で私が手作りたものです。

今回は、このカード学習について補足させていただきます。

 

このカードは、もともとは中学受験の対策ツールとして作りました。それを教室に通う現塾生にも使ってもらおうと、新たに学習のルーチンワークに加えたものです。

カード学習は、

学ぶ内容は学年によって分かれ、学年が上がるごとに難度も上がる仕掛けとなっています。中学受験用ということで難しく思われがちですが、無理なく覚えることを目的として作られているため子どもたちにも好評です。

 

 

写真は対義語カードの学習の様子です。カードの表裏には、対となる言葉が書かれています。

理想 ⇔ 現実

直接 ⇔ 間接

 

塾に来るたびに、何度も繰り返し読み合わせができるため、読書感覚で覚えられます。

 

 

こちらは類義語カードです。

労働 = 仕事

興味 = 関心

 

塾で使うカードを数えると、

ことわざ264種、慣用句208種、四字熟語162種、対義語68種、類義語50種、部首56種、県名地図47種、歴史年号60種。

今後も必要に応じて枚数を増やしていく予定です。

 

このカード学習は、

子どもたちが塾に来たちょっとした時間を学習に充てています。でも、それが2年、3年と継続されるとその積み重ねは大くなります。

語彙は、

会話や文章の文脈に表現の幅を広げ、自分の気持ちや考えを言葉豊かに表現する助けとなります

 

小学生のうちに、一つでも多くの言葉を覚えてもらいたいですね。 

 

 

卒塾生が遊びに来てくれました。

昨日、平日の夜にも関わらず、
あゆみ塾を一昨年に卒塾した生徒が、当時仲の良かった同窓の塾生を誘って遊びに来てくれました。


月日が経つのは早いもので、彼らはもう高校2年生です。
高校はそれぞれ違いますが、学校のことや日ごろの生活の様子、将来の進路など、生き生きと語られる姿に成長の証を感じずにはいられません。
 
以前の話ですが、

高校で教鞭を執っている先生とお会いしたとき、
「中学のときに

塾が主導する受け身型のレッスン(クラスレッスン)で勉強した生徒は高校入学後に伸び悩みが多く、自立学習など生徒主体で勉強をしてきた生徒は何事にも柔軟に対応していくことができる

と仰っていました。

まさに、

この言葉は、ここにいる5人にぴったり当てはまる言葉ですね。

自信を持って語るその姿に、高校生活を謳歌する子どもたちを伺い知ることができました。

 

写真は、

夜の遅い時間にも関わらず、卒塾以来集まってくれた5人の生徒です。

こうして集まってくれた皆さんに、感謝の気持ちで一杯です。

今年はコロナ下で何事にも自粛を強いられ、あゆみ塾も例外ではありませんでした。
そんな中でも、
集まってくれたみんなの笑顔は、沈み込んでいた私の気持ちを一気に持ち上げ、一蹴してくれました。
本当に、ありがたいことです。
  

今後の

彼らの成長が見られると思うと、また一つ 楽しみが増えました。

また塾に遊びに来てくださいね。

 

季節を感じる素敵な言葉2

最近は梅雨前線が活発となり、浜松も連日の雨模様ですね。

このような

梅雨の最中(さなか)を表す言葉に「五月雨(さみだれ)」、「五月(さつき)晴れ」といった言葉があることをご存知ですか。

現在では、これらの言葉は5月の天気を表す言葉として定着していますが、本来は梅雨期の言葉だったんですね。

 

「五月雨」は、読んで字の如し5月の雨です。

陰暦の5月は現在の7月、ちょうど今頃の時期と重なります。

また、

「五月晴れ」も同様です。本来の意味は梅雨の合間の晴天、もしくは梅雨明けを表す言葉だったんですね。

 

芭蕉を代表する句

「五月雨をあつめて早し最上川」

梅雨(つゆ)の雨が最上川にあつまって、猛烈な勢いで流れているという意味で、 五月雨は梅雨時の雨となります。

 

皆さんは、

「歳時記(さいじき)」をご存知ですか。

もともとは四季の事物や年中行事などをまとめた書物でしたが、江戸時代以降、俳句の季語を集めた書物のことを指すようになりました。

 

 

写真は、教室所蔵の「俳諧歳時記」です。

俳句の季語を季節ごとに分類し、例句とともに解説が掲載されています。

 

 

「歳時記」を手にすると、四季おりおりの行事・風物が言葉豊かに表現されているのが分かります。

子どもたちには

これら沢山の言葉に触れ、心の風景を豊な言葉で表現できる人になってもらいたいですね。

 

 

 

季節を感じる素敵な言葉1

 

先日、

中学3年生の生徒から、俳句で使われる「季語」について質問がありました。

『先生、「七夕」と「天の川」は「夏」の季語ではないのですか?』

 

結論から言いますと、「七夕」も「天の川」も「秋」の季語を指します。

子どもたちにとって、七夕は梅雨(つゆ)真っ盛りの季節行事として定着しているため、夏の季語と捉えたほうが違和感が少ないのですね。

 

では何故、俳句の「季語」は「暦」とズレているのでしょうか? 

それは、

これまでの日本は、暦に太陰暦を使用していました。ところが明治に入ると太陽暦が採用され、そこでおよそ1か月以上季節が早くなってしまいました。そのため、これまでの季節の言葉と暦とがズレてしまったのですね。

  

日本語には、

季節を感じる素敵な言葉がたくさんあります。

小学5・6年生は、国語の教科書で季節の言葉を習います。二十四節気(にじゅうしせっき)もその一つです。その言葉には、四季の移ろいと上手に付き合ってきた古(いにしえ)の人々の知恵が、今でも伝統や風習、行事として息づいています

 

その季節にあった美しい言葉を、めぐり探していくこともまた楽しそうですね。

 

 

夏休みは、学力を伸ばすチャンス!

小中学校の臨時休校は、子どもたちの学びの意欲にぽっかりと穴を空けてしまいましたね。
そんな休校中であっても、
自分の学習ペースを崩さず1学期の学習準備に取り組めた生徒は、学校の授業に余裕と自信を持って臨むことができました。このことからも、一歩先を見据えた予習が如何に大事であったかをこの臨時休校が教えてくれました。

 

夏休み期間も同様に、
長期の休みを利用して目的を持って勉強をすれば、成績を伸ばしていくことが出来ます。
しかも、2学期は学習スピードが速く、学習不足はそのままテストや成績にはね返ってきます。夏休みは成績を上げるチャンスと捉え、学習準備をしていきましょう。

 

写真は、昨年の小学生講座の受講の様子です。

基礎から学べるため、今まで分からなかった問題も自分の力で解くことができるようになります。

分かるから、もっと勉強に意欲が芽ばえてきますね。

 

あゆみ学習塾の夏期講座では・・・
○夏休みの学習量・演習量が増えます。
○苦手科目では、基礎学力が定着するまで、しっかりと面倒をみていきます。
○2学期の予習に取り掛かかれます。
○夏休みの規則正しい学習習慣が得られます。

 

「夏休み、ちょっとだけ勉強してみようかな」という気持ちがあれば十分に学力を伸ばせます。


できた喜びを一緒に体感していきましょう。

 

 

小学3年生、ローマ字の勉強を始めています。

小学3年生の2学期に、国語の授業でローマ字を学習します。

このローマ字が、子どもたちにとっては難関なんですね。

そのため、

学校でローマ字の授業が始まってから慌てて勉強をしたのでは、ローマ字に苦手意識を持つことにもなりかねません。
そこで塾では、
現小学3年生の生徒は、この5月から毎日の学習ルーチンとして『ローマ字の書き取り』に取り組んでいます。
ローマ字は、頭で覚えるよりも手を使って覚えていくのが一番の近道なんですね。

写真は、五十音と拗音、濁音のローマ字プリントに挑戦する生徒の様子です。
1日当たり10分間ほどを学習目安に取り組んでいます。ちなみに、このローマ字プリントは、塾長自らが用意しました。

 

習い始めたばかりの子どもたちは、ローマ字に悪戦苦闘をしていました。何度も練習を重ねるうちに最近では抵抗もなく、すらすらと書けるようになりました。

無理なくローマ字に慣れ親しむ勉強として、とても効果的ですね。 


小学3年生は「英語」の授業も始まります。
塾としても、shi chi tsu sha cha などのヘボン式を併せて学習しますので、ローマ字から英語表記へと、子どもたちの関心が移っていけるようにしてあげたいですね。

それと

現在、小中学校の現場では1人1台パソコンやタブレットの配備が進められています。そのため、小学生がローマ字を使いこなすスキルは、今後益々重要となってきています。

 

 

臨時休校、逆境をチャンスに!

新学期が始まって、早々の臨時休校。
子どもたちの学びの意欲に、ぽっかりと穴があいてしまいましたね。

そんな中、
家でテレビやゲーム漬けとなって、まったく勉強をしないお子さんもいらっしゃるかと存じます。
しかしながら、

学校の休校明けは、これまでの学習を取り戻そうと授業ペースが速くなり、中・下位層の生徒は、そのしわ寄せとして勉強についていけなくなることが容易に想像できます。

逆に、

この長期の休みに目的を持って勉強をすれば、成績を伸ばすことが可能です。
そこで、

ご家庭で出来る勉強として、苦手教科の復習をご提案いたします。

これまで分からなかった問題やつまづいた問題を、市販の問題集でかまいませんから、もう一度見直していくのも良いでしょう。

また、余裕のあるお子さんは、1学期の予習に取り組んでいくことをお勧めいたします。

 

逆境をチャンスに!

今、自分にできることを考えて行動に移していきましょう。 

 

画像は、

今春入塾された小学6年生の筆算です。

お分かりのように、

左の筆算は、足し算・引き算のように位をそろえて計算をしていました。

右は、計算方法を教えた後の筆算です。

このことからも、

子どもたちの上達には、場面に応じたアドバイスが欠かせないのですね。

 

 

こちらは、割り算の筆算です。

商に0を挟む計算は、子どもたちにとってよく間違える問題です。

しかし、

どこで間違えたのか理解ができないと、次にまた同じミスを繰り返してしまいます。

 

塾では、これらの間違いを一つづつ潰し、基礎が固められるように指導をしています。

 

 

『国語力』が学力のすべて

小学生の学習指導で、いちばん大切にしている教科があります。
それは「国語」です。
なぜなら、

文章を理解する力が弱いと、すべての教科に影響を与えるからです。
特に中学生を指導していて、成績が伸び悩む子ほど国語を苦手とします。そのため、国語が得意な子と苦手な子とでは、勉強を重ねれば重ねるほど、学年が上がれば上がるほど、学力に大きな開きが出てきてしまいます。
それくらい「国語」は成績アップに欠かせない教科なんですね。
言い換えると、学年でトップがとれるお子さんは、間違いなく『国語力』を身につけています。
 

小学生で、

国語力をつけていくことは、さほど難しくはありません。

なぜなら、一番の近道は漢字学習にあるからです。

そのため、

塾では新しく入塾されたの生徒さんには、まず初めに国語辞典、漢字辞典を使った漢字の調べ学習を教えています。

 

写真は、小学3年生の漢字学習です。

正しい書き順で漢字が書けるように、教室では一人ひとりに新出漢字の筆順を確認しています。

 もう一つ、この学年で大事なことは、文字をていねいに書くこと。

勉強は、頭で覚えるのではなく、手で覚えていくのが一番なんですね。

 

こちらは小学6年生の漢字です。

国語辞典や漢字辞典を使って、分からない漢字の読み書きは自分で調べるようにしています。

この自分で調べる習慣は、

子どもたちの積極性を引き出し、自立学習ができる生徒を育みます。

 

漢字に自信が持てるようになると、

文章問題の正答率が上がるようになり、子どもたちの学習にも変化が現れます。

しかも
国語の読解力は、他の強化に波及し、その相乗効果は計りしれません。

 

塾で勉強を始めるには、小学3・4年生が一番良い学年です。
なぜなら、

この時期のお子さんは、勉強が楽しいと感じられる学年なんですね。

 

この機会を逃すことなく、お子様の成長をしっかりと見守ってあげたいですね。

 

 

新中学1年生は、中学数学の予習に取り掛かります。


4月は、新学期を迎える始まりの季節ですね。

この春から中学に通う新1年生は、中学校生活に希望を抱いて春休みを過ごしていることと思います。

でも、目に見えて環境や内容が変わる時期は、それなりの準備が大切です。

それは、勉強も然りですね。

特に、新中学1年生は
小学校に比べて、全ての教科が格段と難しくなります。
そのため、春休みは中学の勉強に慣れるための特別な準備が必要です。
そこで、

一番にお勧めしたいのが『数学』です。


ご存知の通り、

中学で初めて習う単元は「正・負の計算」ですね。
ここではたくさんの四則計算を学びます。しかしながら、計算力が弱い子どもたちは必ずこの単元で躓きます。ここで躓くと、今後の文字式・方程式、そして関数までもが後を引き、苦手意識を持つことになりかねません。

そこで、ご家庭でもできる春休みの勉強として

掛け算・割り算・分数など、計算問題に取り組まれることをお勧めいたします。

小学校の復習をしていくだけでも状況は変わってきますよ。

 

勉強は、何よりもスタートダッシュが肝心です。

授業が分かれば、子どもたちの学習意欲も高まってきます。

そこで、当塾の春期講座は

ひと足早く「中1数学」の先取り学習に取り掛かります。

 

数学を好きになるか嫌いになるかは、

1年生の4・5月期でほぼ決まってきますね!!

 

 

第二外国語としての「言葉の臨界期」

ご存じの通り、新年度から小学校の英語教育が大きく変わります。
小学3・4年生から、外国語活動がスタート。
小学5・6年生では、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を使った「教科」としての言語活動が始まります。教科ですので、英語も他の教科と同様に成績が通知表に記載されます。

私は、
今回の英語教育の低年齢化に向けた改革に賛成です。
理由は、

言葉の習得には「臨界期」があるからです。
臨界期とは、
人間の脳には、その能力を学習できる適切な時期があり、その時期を過ぎてしまうと学習の成立が難しくなるということです。
この代表例に「絶対音感」があります。
ご存知の通り、絶対音感を持つためには、0~4歳までに必要な訓練を受けなければなりません。

それと同様に、
言葉の習得にも「臨界期」があります。
第二外国語(英語)でネイティブな発音を身につけるには、音を聴き分ける耳を持たなければなりません。この耳を作る時期が「思春期」までと言われいます。
そのため、
低学年からの英語学習は、音を聴き分ける耳をつくるにはとても良い時期なんですね。

今振りかえって見ると、

「言葉の臨界期」に迫ろうとする中学生から英語を始めた私達親世代からすると、今の小学生の英語教育は本当に羨ましい限りです。

しかしながら、嬉しいことばかりでもありません。

初めて英語に取り組むお子さんにとっては、教科書はびっくりするほど難しく、内容について行けないのではとの危惧もあります。

写真は、

小学5年生の英語の教科書に準拠したワークの一例です。

既に、中2の不定詞が教科書に取り込まれていたことに驚きを隠せません。

こちらは、小学6年生のワークです。

小学校の英語授業は、文法の学習はありませんが、「聞く」「話す」「読む」「書く」学習があります。

塾でも、この4技能をワークを使いながら学習をします。

 

これまで本格的な英語学習がなかった分、小学生には教科書の内容が難しいのではと感じました。

親心として、

算数や国語で苦労しているのに、英語も嫌いになってほしくないと願わずにはいられません。

 

4月から、

小学校の英語学習が本格的にスタートします。

英語への興味と関心を広げ、世界で活躍する一歩として踏み出してもらえたら嬉しいですね。

 

 

九九を「降順」で覚える。

今回は、

昨年に投稿したブログ 「小学2年生、九九の仕組みを勉強しよう」の続編です。

 

塾では、

小学2年生の生徒には、九九プリントを毎回欠かさずに取り組んでいます。
しかし、

同じプリントでは子どもたちは飽きてしまうため、最近は九九の「降順」に挑戦しています。

写真は、9のだんから順に下りて計算をしています。
降順学習の利点は、

どこで自分の間違いが繰り返えされるのかが見つけやすく、正確に速く覚える手助けに繋がることです。

こちらは「表」を用いた九九です。
最初は、

表と空欄に戸惑いもありましたが、すぐに慣れ、掛け算の仕組みも同時に理解できるようになりました。

九九で大事なことは、

掛け算を速く正確に覚えることと、その仕組みを理解していくことなんですね。

塾では、

2年生の学年が終了するまで、このプリント学習を続けて取り組んでいきます。

 

 

小学生、通年用ワークを仕上げ終えてきています。

今週から、3学期が始まりました。
お正月休みを挟んで2週間ぶりに会う子どもたちもいて、元気な姿に教室に明るさが帰ってきました。

 

今年最初の授業で驚いたことは、

冬休み期間を利用して自主勉に取り組んだ生徒が幾人もいたことです。

それもワークを10・20ページと問題の量もさることながら、時間をかけて頑張ったことに驚きを隠せません。子どもたちの成長をただ喜ぶばかりです。

塾では、

学校の教科書に準拠したワークを使っています。
そのため、1年かけてワーク1冊を終えることを目標に勉強をしていますが、この通年用ワークを仕上げ終える生徒が増えてきています。
頑張りと努力の道のりは長かったのですが、その分やり遂げた子どもたちの達成感はひとしおです。
この経験が、子どもたちの成長を一にも二にも後押ししてくれることでしょう。

写真は

通年用のワークを終えた子どもたちです。

今後の学習は、

漢字や計算、文章問題など、子どもたちの能力に合わせた内容で、現学年の復習を中心におこないます。

 

学力は短期間では身につくものではありません。1年、2年間と努力を積み重ねることで、たくさんの成功体験が持てるようになります。

そのため、

子どもたちの学力を伸ばすには、低学年から学習習慣を身につけていくことが大事なんですね

  

 

冬休みは目的を持った勉強を。冬期講座のご案内

年末年始の慌ただしさの中で、アッという間に過ぎ去ってしまう冬休み。

でも、2学期の成績は大丈夫でしたか。

冬休みは、2学期の遅れを解消できる大切な期間です。この期間に、きちんと学習を積んでおくと、3学期の勉強に自信をもって取り組むことができます。

2学期の成績に少しでも不安を感じているようでしたら、当塾の『冬期講座』を是非、お役立てください。

 

小学生は、『毎日の基礎演習講座』です。

一斉授業ではないため、子どもたちのつまずきや質問に的確に応えることができます。

しかも豊富な演習時間を確保していますので、自分の力で問題を解く力が身につけられます。

また、
1月9日(木)の県定着度調査対策として、昨年までの過去問題に取り組んでいきます。

 

中学1年生・2年生は『学調テスト対策』です。

学調テストは出題範囲も広く、しかも難解な問題傾向に慣れていない子どもたちにとっては、かなりの数でつまずきが予想されます。

当講座では「問題の解説」と「傾向と対策」に重点を置き、

国語作文、数学の計算・図形問題、英作文、英語リスニング問題など、過去問題を中心とした学習指導で、確実に点数が上乗せできるように指導をしていきます。

 

中学3年生は『公立高校、入試直前講座』です。
高校入試に向けて、学習の集大成としていきます。
また、
上位校を目指す生徒、中位校を目指す生徒とでは、当然入試に向けた学習方法は違います。
無駄な学習を省き、生徒一人ひとりの志望校に併せた学習指導で、合格へと導きます。

 


申込締切日は、12月13日(金)です。

 

 

私立高校入試説明会に参加してきました。

10月は、塾対象の私立高校学校説明会の時期です。
学校の特色やどんな指導をされているのかを、生徒や保護者にお知らせすることも大切な仕事と考え、毎年参加させていただいております。
今秋も浜松市内10校の私立高校、全て参加して参りました。

説明会の開催順に・・・、


浜松日体高等学校
オイスカ高等学校
浜松啓陽高等学校
聖隷クリストファー高等学校
浜松修学舎高等学校
浜松学芸高等学校
西遠女子学園高等学校
浜松学院高等学校
浜松聖星高等学校
浜松開誠館高等学校

来年度の私学入試の特徴は、
国からの就学支援金が昨年以上に加算されることです。年収目安で約590万円未満の世帯を対象に、私立高校の授業料が無償となります。
そのため、
経済的負担を理由に公立高校と考えていたご家庭も、今後は「私立」を第一志望に舵を切ることが予想されます。
実際、私学は魅力を持った学校が多いですね。
勉強はもちろん文化、芸術、部活動を含め、生徒一人ひとりを伸ばす学校運営と施設、環境が十分に備わっています。

それと、来年度の入試で見落としてはいけないことに、
私立高受験で落ちた生徒の救済処置として「再募集」が、公立高校選抜試験の前に行われることです。これは今年度まで見られなかった内容です。
裏を返せば、
定員を充足している人気のある私立高校は、単願であっても不合格者が出ることを意味しています。
日々の学習が真に問われる時代になってきたんですね。

これまで静岡県は公立志向が強くありましたが、
今後、
私立高校は公立の滑り止めから選ばれる時代に、一気に流れが傾く予感を感じさせますね。

 

カード学習、小学生に好評です。

前回のブログでも触れましたが、

小学生は計算トレーニングを行なてから授業に参加します。
最近は慣れたもので、2分以内に計算を仕上げていく生徒がほとんどです。
そこで余裕のある生徒は、

副材として『カード学習』をこの10月から取り入れてみました。

カードは、

ことわざ、慣用句、四字熟語、対義語、類義語、部首、都道府県、そして語呂合わせ年号のカードと全8種類、総枚数は600枚にも上ります。

これらは、

私が10年以上も前に作ったものです。

以前は、授業の空き時間にゲームとして遊んでいたものを、この10月より授業カリキュラムに組み込んでみました。

 

写真は、

小学6年生が取り組む『語呂合わせ年号』です。
社会科が苦手と言う生徒のために、少しでも興味を持ってもらおうと作成したものです。

最近は年号の暗記問題が少なくなってきましたが、要所要所でカギとなる事件、事柄を年代とともに覚えることはそれでも大切ですね。

 

こちらは、対義語、類義語です。

中学受験を意識し、対応できるように作りました。

ちなみに、

複雑⇔単純(対義語)

光明⇔単純(対義語)

故意⇔過失(対義語)

体験=経験(類義語)

となります。

裏面に、対応する語句の記載があります。

 

初めは馴染みのない言葉で難しく感じる生徒もいましたが、最近はだいぶ要領がつかめるようになってきました。
しかも、

無理なく、楽しく覚えられるので、これらカード学習は好評です。
ちょっとした取り組みで、子どもたちのやる気も随分と変わってきますね。


カード学習は僅かな時間を使った学習です。

しかしそれを1年間、2年間と積み重ねることで、ことわざや慣用句、四字熟語が頭の引き出しに沢山詰まってくることでしょう。
子どもたちの語彙数が増えることを願いながら、カード学習に勤(いそ)しんでおります。

 

 

小学2年生、九九の仕組みを勉強しよう。

小学2年生は、2学期の算数で九九の学習が始まります。

当塾でもそれに先立ち、10月より九九の学習を始めました。

このブログをお読みの保護者の中でも、子ども時分に随分苦労してかけ算を覚えた記憶をお持ちの方もいらっしゃるかと存じます。
このように、九九を覚えることは子どもたちにとっても大変なことなんですね。余談ですが、中学生であっても未だに九九を言い間違えている生徒がいます。

 

算数で九九を習い始めると、
「にいちがに、ににんがし、にさんがろく、にしがはち・・・」と繰り返し声に出して練習します。
でも、お子さんの頑張る姿を見られるのもこの時期の楽しみですので、ご家庭でも暖かく見守ってあげてくださいね。

 

写真は、塾での勉強の様子です。

子どもたちは授業の始めに、九九のプリントを日課として取り組んでいます。

 

九九は、何度も繰り返し声に出して暗唱していくことが大事です。
でも、そればかりではありません。

九九の仕組みを知っていると、以外と簡単に九九を覚えられるようになるかもしれません。
それは、・・・。
2×1=2
2×2=2+2
2×3=2+2+2
2×4=2+2+2+2
2×5=2+2+2+2+2
と、かけ算は足し算に置き換えられることを知ることなんですね。
このように、
同じ数を何回も加えることを『同数累加』といいます。
九九はこの同数累加で出来ているため、仮に九九を忘れても、同数累加を使って九九の答えを導き出すことが出来ます。
したがって教科書の九九の扱いは、同数累加しやすい「5の段」と「2の段」から始めるようになっています。

逆に、

7、8、9の段は同数累加しにくいため、子どもたちには難しく感じるのですね。

写真は、小学2年生の『同数累加』の問題プリントです。

どの子どもたちも、九九の仕組みが理解できると、すらすらと問題が解けるようになりました。

上の写真の九九プリントとセットで、毎回の授業の始めに練習をしています。

 

次に、同数累加を使った応用問題はいかがでしょうか。

 7×6=7×□+7
 □に入る答えは、5ですね。

2年生では難しい問題ですが、同数累加を十分理解していれば解ける問題でもあります。

子どもたちは、

九九の勉強は暗唱だけで終わってしまう傾向があります。しかし、同数累加の考え方が理解出来ると、もっと楽しく、しかも楽に九九が覚えられるようになります。

そのため、 

九九の暗唱と仕組みをセットにして、一緒に覚えていくのが一番いい勉強方法と言えそうですね。

 

 

ロボットプログラミング(2)

小学校では2020年度からプログラミング教育が必修化されます。
それに併せて最近では、
ロボットプログラミングをカリキュラムに組み入れた学習塾も増えてきました。
そのため、
ロボット教室で学ばせたいとお考えの保護者様もいらっしゃるかと存じますが、私は小学生がこれら教室に通うには時期尚早ではと考えます。

 

なぜなら小学校のプログラミング教育は、

英語のように新しい教科ができるわけではありませんし、プログラム言語を覚えたり技能習得を目標としているわけでもありません。
しかも、

ロボット教室では、論理的思考力が身に着くとの謳い文句ですが、論理を学ぶなら「国語」の勉強が一番です。プログラミングも論理的思考が必要ですが、国語の授業には到底及びません。
言い換えると、

国語や算数のように、学習の一環として必死に取り組むものでも無いのですね。

とはいっても
グローバル社会の中で英語教育が小学校の教科として浸透してきたように、プログラミングの勉強は、これからの時代に生きる子どもたちにとって重要なITスキルに繋がります。
そのため
学ぶ「関心」がある子どもたちには、学ぶ「環境」を提供していくのも塾の務めであり、子どもたちが楽しいと思うことを存分にやらせてあげられることも大切な役割と考えております。
今回のプログラミングの教材をきっかけに、今後の塾の方向性についていろいろと考えさせられた次第です。

ちなみに塾では、

プログラミング教材の導入を検討中ですが、通年講座の開講は考えておりません。しかし冬期や春期・夏期講座の中で、小学生の子どもたちが気軽に手にとって楽しんでもらえるように、短期講座として学びの場を提供していく所存です。

ご興味のある方は、是非お試しくださいね。

 

 

ロボットプログラミング(1)

先日、株式会社ソニー・グローバルエデュケーション様から体験学習用としてロボット・プログラミング学習キット「KOOV」が送られてきました。

私はこれまでにも幾つかのプログラミング教材のセミナーに参加していますが、その中でもこの「KOOV」は手持ちのiPadですべてが完結できるすぐれもので、使いやすさの点では一番に感じました。
早速、小学5年生にロボットの製作からプログラミングまで、体験していただきました。

写真は「トラック」をイメージしたロボットです。

初めてのロボット製作でしたが、iPadのディスプレイにで映しだされた3Dの画像で難なく完成させることが出来ました。

3Dは、見る視点や画像の大きさを自在に変えられるため、初心者でも大変分かりやすく親切ですね。

 

次にプログラミングです。
プログラムの知識が無くても、その仕組みがフローチャートで容易に理解できるようになっています。
初めは決められた手順通りにプログラムを書き込んでいましたが、慣れてくると自分で内容を書き換えたりつけ足したりして、自由な発想でロボットを動かせるようになりました。

実際に動くロボットを目で追いながら、プログラムが正しく動いたときには大喜びでした。

画像は「みみずく」です。

プログラムでは、首に左右に動かす角度やスピードを変えて楽しんでいました。

こちらの画像は「オウム」です。

これまで以上に多くのブロックを使い、製作手順も複雑でしたが、それでも30分程で完成させることが出来ました。

プログラムは「みみずく」の時と同様に左右の首振りとなりました。

生徒は、

自由な発想とたくさんの試行錯誤を繰り返すなかで、時間を忘れるほど夢中になっていました。

このプログラミング学習キットは、創造力発想力集中力空間認識力論理的思考力など様々な要素が詰まった、楽しみながら学べる素敵な教材でした。

 

 

株式会社ソニー・グローバルエデュケーション

KOOV  公式HPは、ココを押してね!

 

 

小学4・5年生は、学力格差が広がる学年です。

 

 

今日で、長かった夏期講座も終了です。

子どもたちは、この夏たくさんの勉強をしてくれました。

やりきったことへの自信は、2学期以降の勉強で必ず実を結ぶことでしょう。

本当によく頑張りました。

 

 

塾では、入塾前に保護者面談を行ないますが、
その中で
「学年が上がるにつれ、子どもの勉強が見てあげられなくて・・・」と相談があります。
親でさえ教えられるレベルを超えているのに、ましてや小学4・5年生のお子さんが勉強が分からなくなるのも無理はありません。

では、なぜ難しく感じるのでしょうか?
それは、これまでは形があり目に見える『具体』を扱った問題から、より漠然とした『抽象』へと内容が変化しているからです。

例えば、

次の問題はいかがでしょうか。

「256ページの本を昨日全体の25%読み、今日残りの3分の1を読みました。まだ、読んでいないページは何ページありますか」
 
5年で学習する「割合」ですね。

なかなか難しく、親であっても悩みどころではないでしょうか。

計算式は、

256×(1ー0.25)=192
192×(1ー1/3)=128  答え128ページ

 

 

これら『抽象』を理解するために、図や表に置き換えて『具体』を持たせてあげると分かりやすくなります。
優秀なお子さんであればある程、自分で抽象的な概念を具体数に置き換えて考えます

 

抽象問題は、何も「割合」に限った問題ではありません。

小学1~3年では「時刻と時間」

4年生では「概数」、5年生は「倍数と約数」「割合」

6年生の「速さ」「食塩水の濃度」「比」「場合の数(確率)」

等、多くの生徒がつまずく単元があります。

中学に入っても同様で、

「方程式の活用(文章題)」「関数の活用」「証明」「確率」等、様々な単元があります。

 

子どもたちにとって、

この『抽象』を『具体』に置き換て考える力はとても大切です。

問題内容が理解できるばかりか、思考力も伸び、一段と成績も上がります

言い換えると、

算数の勉強は、計算だけ出来てもだめなんですね。

抽象問題の克服が大事で、苦手と感じるお子さんは分からなくなる前の早い段階から適切な指導を受けられることをお勧めいたします。

 

何故なら、

小学校高学年は、お子さんの『抽象的思考力』が発達する学年でもあるからです

同時に、

出来る子と出来ない子の学力格差が拡大する学年でもあるのですね。

 

 

夏期講座、まだ間に合います。

先週は、1週間で小・中学生併せて4件の問い合わせをいただきました。

小さな塾にもかかわらず、

ホームページを見てお問い合わせいただいたことに感謝せずにはいられません。

 

当塾は小さな教室ですが、指導は大手には負けない指導を自負しております。

手前味噌ですが、

個人塾であるがゆえに、先生が子どもたちの身近に寄り添い、気軽に質問できる環境があります。

成績が伸び悩んでいるお子さんがいらっしゃいましたら、

ぜひ夏期講座をお勧めいたします。

実際に、今まで伸び悩んでいた生徒が、他塾から切り替えて成績を伸ばすケースを幾人も見てきました。

 

夏は、学習の遅れを取り戻し、成績を上げるチャンスです。

 

写真は、

夏期講座で勉強する小学生です。

学習の積み重ねが実感できるので、毎日、わくわくして通う生徒がほとんどです。

しかも、

日々、成長するの姿は、頼もしさが感じられるほどです。

高校入試追跡調査セミナーに参加して

7月3日、学力調査研究会主催(学調研)のセミナーに参加してきました。

学力調査研究会は静岡県統一模試を運営する会社で、県内に幾つかある公開模試の中でも受験者数が一番多くいます。
その学調研の代表である小澤先生が、今年の高校受験生の追跡調査セミナー開いてくださいました。

セミナーでは、
・最近の公立高校と私立高校の志願傾向
・内申点と学調テストとの相関関係
・不合格の生徒に共通した内申点の傾向
など、追跡データを基にした貴重なお話がありました。
これらの具体的内容は、生徒面談・保護者面談でお話させていただきます。

今回、もう一つ別に興味を持った話があります。
それは、内申点です。
内申点とは、「学力」と「意欲・態度・関心」の評価を表す、子どもたちの「ものさし」でもあります。
では、この「ものさし」は、どんな意味を持っているのか?興味深いお話がありました。
初めに、「学力」です。
学力」とは、すなわち偏差値を指します。
しかしながら、子どもたちはテストが出来るからと言って、社会人になってからも立派な人であるかというと、そうとは言い切れません。学力で人の善し悪しを量ることはできないのですね

次に、「意欲・態度・関心」はどうでしょうか。
学校で、その教科に意欲的に取り組んだ。態度が前向きで、本当に関心を持って授業に臨んだ。このような姿勢には、社会人になってからも、人に評価される部分があるのではないでしょうか

塾の指導には、内申点対策が不可欠です。
そして、内申点というと「学力」だけに目が奪われがちですが、実は子どもたちの「意欲・態度・関心」も大事なんですね。
言い換えると、「学力」と「意欲・態度・関心」の双方を身につけさせていくことが塾の使命であるといえます。
今回は、改めて生徒指導を見直す。そんな機会となったセミナーでした。

 

 

教科書を「読む」学習法。社会科で成績が上がっています。

中学生の中で、社会を苦手とする生徒は意外と多くいらっしゃいますね。

塾でも、体験に来られた生徒、もしくは保護者の方から直接その話が出てきます。

 

社会は、教科書の内容を丸暗記できれば高得点が狙える教科です。
でも、好きでもない教科を「暗記しなさい」と言っても、到底出来るものではありません。
では、どうすれば社会の勉強が効果的に進められるのか。
一番の答えは、教科書を何度も「読む」学習法です。

最近の子どもたちは、社会に限らず、本当に教科書を読みません。まずもって、教科書は読みものという概念が頭に無いのですね。

そのため塾では、教室に来た子どもたちは真っ先に教科書を読むように指導をしております。

しかも補足説明も含めて、教科書の隅々まで読ませております。
ここで大事なことは
1回読んだら終わりではなく、最低でも5回以上繰り返し読ませることです。

この取り組みはとても好評で、
「教科書は面白い」とほとんどの子どもたちが感じています。
特に、歴史の教科書は、その時々の出来事や人々の営みが年代を追って書かれているため、子どもたちは夢中になって読み進めます。

 

 

『写真は、実際の教科書読書の様子です。

子どもたちは教室に入ると否や、真っ先に教科書を手に取り読み始めます。

教科書を読む習慣が、どの生徒にもしっかりと根付いているのですね。しかも、理科社会の教科がよく読まれています。

この教科書読書の成果は、子どもたちの成績に反映されてきています。

現2・3年生の、昨年1年間の定期テストの点数推移をみると、ほとんどの生徒が社会科が上がっていました。しかも、5教科中1番、もしくは2番目に点数が取れるまでに学力が伸びてきています。

 

でも、塾の本当の狙いはもう少し上のところにあります。
それは、
最近の学調テストや高校入試問題の傾向は、単に知識を問う問題から、与えられた情報を組み合わせて解答する思考力を問う問題に変化してきております。
当然、これらの問題は丸暗記だけでは太刀打ちできません。
過去の出来事をいろんな角度で紐解き、読みとる活用力が必要となってきます。
そのためにも、
子どもたちには教科書を読み、問題の本質を理解する力をしっかりと身につけてもらいたいですね。

 

 

静岡県公立高校入試分析セミナーに参加してきました。

昨日は、塾向けの教材を扱う教育開発出版㈱主催のセミナーに参加してきました。

楽器博物館上のアクトシティ浜松研修交流センターを会場に、完全予約制のため申し込みをしても出席できない塾があるほどの盛況でした。
講師は、
教育開発出版の教材の一部を手掛け、同社の入試分析を何年にも渡って担当されている㈱サイラブの白井代表です。

私も毎年、白井先生のセミナーに参加させていただき、勉強の時間をいただいている次第です。

 

 

写真は、当日のセミナーの資料です。

この冊子では、昨年の静岡県入試問題傾向、及び全設問の難易度を教科別に詳しく分析した内容が紹介され、子どもたちに直接入試指導に役立つヒントが掲載された一冊です。

 

皆さんもご存知の通り、2020年は大学入試が大きく変わろうとしております。
知識を問う従来型の学力観と決別し、先行きの不透明な時代であるからこそ、多様な人々と協力しながら主体性を持って課題を解決するための思考力、判断力、表現力を育てる教育にかえていこうとするものですね。
この大学入試改革が、ここ数年高校入試にも影響を与え始めてきているということでした。
セミナーでは、
大学入試制度を受けて、高校入試がどのような方向を向いてきているのか、全国の公立高校入試から見えてくる新傾向の問題と、かつ静岡県の公立高校入試問題にからめながら説明がありました。

 

ところで、新傾向の問題とは何か、説明を加えますと
①パターンが決まっていて暗記していれば解答できた応用問題から、パターン化されていない活用問題にと変りつつあること。
②知識問題から、複数の図や文章を組み合わせた思考力を問う問題に変化してきたこと。
③例えば数学であっても、言語能力が必要となる記述・説明重視の問題が出てきていること。
など・・・。

当然、これからの学習は詰め込みだけの学習では入試に太刀打ち出来なくなります。また、今後は問題文を読むための読解力必要で、その力が正答のカギを握るであろうこともお話しされていました。
今後の高校入試に向けて、具体的な対策にも触れられるなど有意義なセミナーとなりました。

 

 

正しい筆順は、漢字が好きになる初めの一歩。

小学校の宿題に、漢字の書き取りがあります。
毎日のことですので、子どもたちは習慣として漢字の勉強をします。
それにも拘わらず、
漢字を苦手とするお子さんが非常に多くいらっしゃるのも事実ですね。

先日、
この春に入塾した小学2年生が、漢字の書き順に大変苦労をしていました。

2年生は、1年に比べて総画数が格段に増えてきます。

よくみると

その生徒は、1年の漢字の筆順でつまづいていることがわかりました。

そこで私は、
「イチ」「ニ~ィ」「サ~ン」「シ~ィ」・・・。
と声に出して、生徒と一緒に筆順をにたどるようにしてみました。
声に出すと、筆順が良く分かるようになりますね
私は、

苦労をしながらも、何度も何度も繰り返し、練習する姿に、頑張り屋さんの「芽」を見つけることができました。

 

 

塾で使用するテキストは、学校の教科書に添った準拠使用となっております。

進出漢字には筆順が記載されていますので、子どもたちはそれを見ながら書き順を覚えています。

基本となる漢字の筆順を覚えてしまうと、後はすらすらと漢字の筆順が分かるようになります。

 

冒頭でも述べましたが、
漢字を苦手とするお子さんは非常に多くいらっしゃいます。
当塾に通塾しだした小学生のお子さんも、ほとんどが漢字を苦手として入塾されます。
しかも、筆順は「かなり自己流」ですね。
これでは、
毎日、漢字の書き取りをしていても、なかなか身につくものではありません。
塾では、正しい書き順ができるように、小学生の全員に進出漢字の筆順指導をしております。

 

正しい筆順は、漢字が好きになる初めの一歩です。


小学生のうちに、正しい筆順を覚えていくことが大切なんですね。

 

 

新中学1年生は、中学数学の予習に取り掛かりましょう。

 

 

春の日差しに誘われて、教室の周りには芝桜が可愛い花びらを付け始めました。

淡いピンク花びらが幾重にも重なって、優しく子どもたちを迎えてくれます。

今週から、いよいよ新学期ですね。

新中学1年生の皆さんは、
新学期が始まったばかりで、まだ勉強に実感が持てないかと存じますが、しかしながらこの時期は、学校の授業ものんびりだからと言って、同じようにのんびりと構えないほうが得策です。

 

そこで、この時期に何が必要かというと、

それは数学の予習です。
特に、
中学1年生は、初めて習う単元は『正・負の四則計算』ですね。
しかしながら、この単元でつまづく生徒が毎年必ずいます。しかもここでつまづいてしまうと、中学3年間の数学は、苦手意識を持ち続けて臨むことにもなりかねません。
また、5月以降は学校の授業スピードが速く、授業についていけなくなるお子さんもいらっしゃいます。

 

新学期から、より良いスタートを切るためにも、

今のうちからたくさんの演習問題を解いて、確実に計算が出来るようにしていきましょう。

4月は、

学習の貯金を作る大切な時期なんですね。
 

 

春期講座、後半への折り返し。

 

 

早いもので、4月も目前に迫ってきました。

桜の便りには若干早いのですが、鉢植えのチューリップが鮮やかな赤をまとって咲き揃いました。

春期講座も、いよいよ前半を折り返し、後半に差し掛かってきました。
特に、今春
中学に入学する新1年生は、英語・数学の先取り学習の真最中です。

 

 

中学1年生の数学に挑戦しています。

子どもたちの中には、 正負を含んだ四則計算に戸惑い、四苦八苦する様子がうかがえます。

塾では、

どの子にも間違いから正しい計算が学べるように、きめ細やかな指導をしております。

 

同時に、

途中式をきちんと書く練習にも取り組んでおります。

書く習慣が身に着くと、四則計算の正答率が「ぐ~ん!」と上がります。

数学は、
頭で覚えるのではなく、手で書いて覚えていくのが一番ですね。

 

子どもたちは、解けなかった問題ができるようになると本当に嬉しそうな顔をします。
春期講座も後半です。
子どもたちの笑顔が咲き溢れる、そんな春期講座にしていきたいですね。
 

 

2019年度 高校入試結果のご報告

先週は、
静岡県公立高校の合格発表があり、『合格』の便りが届き始めました。
思い起こせば、
子どもたちは、受験生として精一杯頑張ってくれました。
夢に向かって進む姿に、成長の証を垣間見ることができたことは、塾長として何より嬉しいことです。
そして、苦労して得た先に待っていたものは『合格の喜び』ではないでしょうか。


おめでとうございます。

 
【公立高校】
磐田南高校(普通科)   1名
浜松西高校        2名
浜松湖東高校       2名
浜松湖南高校(英語科)  1名
浜松江之島高校      2名
浜松大平台高校      4名
浜松工業高校(電気科)  1名
浜松商業高校(商業科)  2名

 

愛知県立豊橋商業高校   1名

豊橋市立豊橋高校     1名

 


【私立高校】
浜松聖星高校       1名(単願)
聖隷クリストファー高校  1名(単願)

 

 

静岡県公立高校入試を終えて

今日で、二日間の公立高校入試が終了しました。

後は、3月14日の合格発表を待つばかりですね。
 
受験は甘くないことを誰もが知っています。
だからこそ、
受験生として真面目に取り組み、多くの時間を勉強に費やしてきました。

このような子どもたちを見ると、
高校受験は、子どもたちの成長をこんなにも後押しするものなのかと感じざるを得ません。

責任を持って自己管理する。そんな子ども達の姿は、私の目には眩しいばかりに映ります。
 
3月で、中学3年生はいよいよ卒塾を迎えます。
塾長として
子どもたちの成長を見守ることができた喜びも大きいのですが、小学校のときから通塾する生徒もいて、寂しさも一段と込みあげてきます。

合格発表の結果も気になりますが、

最後は笑顔で、すべての子どもたちを送り出してあげたいですね。

 

 

漢字好きな小学生を育てます。

教室で使う、小学生の『漢字辞典』を新しくしました。

2020年の教科書改訂では、

小学生で習う漢字は、現行1006字から1026字に増えます。

既に現在の小学4年生は、

移行措置として追加された漢字20字の勉強が始まり、市販の辞典もこれにあわせて最新版が販売され、このタイミングを待っての買い替えとなりました。

 

 

こちらは、

今まで塾で使っていた辞書です。

傷んではその都度補修を重ね、子どもたちが勉強した証がたくさん詰まっています。

私にとって、

古びても愛着は一入(ひとしお)ですね。

 

 

新たに購入した漢字辞典です。

小学生低学年からでも使いやすく、価格も安いため、塾でお薦めできる一冊です。

子どもたちが、真新しい辞書で調べ学習に勤(いそ)しむ姿は、たいへん頼もしく感じられます。

 

塾では、

国語を苦手とする生徒は、漢字指導に授業の半分以上を費やします。
読めない・書けない漢字は、

生徒それぞれが、国語辞書・漢字辞典を使った調べ学習をおこなっております。

さらに新出漢字の筆順は生徒一人ひとり確認をしております。
そのため、

漢字に自信を持ち、漢字が好きな生徒がたくさん見られるようになりました。
塾として、そうした子どもたちを見ると本当に嬉しく感じます。

ところで、
中学生で、簡単な漢字であっても「ひらがな」を多用する生徒がいます。国語のみならず、理科・社会、全ての教科で平仮名を使います。
塾でそのような生徒は、書き直しを命じます。
勉強が苦手な子であればある程、
普段から漢字で書くことを意識し、習慣化していくことが大切なんですね。

国語を苦手とする小学生のお子さんは、
漢字の勉強から入っていくと、国語の苦手意識が改善されやすくなります。
漢字の学習は、小学生が大事です。
強いて言えば、低学年の漢字が一番おろそかにできません。

当塾には、
漢字の学習が好きな生徒がたくさんいます。

 

 

中2理科『コイルが作る磁界』手づくり教材で説明。

今日は私立高校の入試志願状況が発表されました。
倍率でみますと、
昨年よりも志願者数が上回った学校は、浜松日体と聖星の2校でした。
聖星高校は当塾から一番近い高校ということもあり、今年は塾生の半数以上が単願・併願を問わず受験をすることとなりました。
インフルエンザも流行していますので、受験生の皆さんには万全の状態で受験に臨んでもらいたいです。

2月も近づき、
1・2年生は、あと2週間足らずで学年末テストが迫っています。
塾としても、子どもたちのプリント作成など、ここ数日間はテスト対策として余念がありません。

そんな中、
先週、中2の女子生徒の何人かに「コイルのまわりの磁界」について質問を受けました。
電流や磁界は目に見えないため、この単元には毎年質問が寄せられます。

この質問は、
右手を握って親指を立てた「右手の法則」や「フレミングの左手の法則」で、磁界の向きが説明できるのですが、子どもたちにとってはいろいろな位置で手をねじったりと、余計に混乱し、分かりにくさに拍車がかかります。

 

塾としても
電流と磁界の関係を、何とか視覚的に説明ができないものかと、毎年試行錯誤を続けていましたが、今年やっと納得できる姿の教材が出来上がりました。

 


この教材は、
「右ねじの法則」だけを使い、電流と磁界の関係を視覚的に理解ができるようになっています。

まだ完成途中ですが、実際には方位磁石を置いて、コイルに電流が流れるまでに仕上げていきたいと考えております。

 

 

 

上記の電流と磁界の関係が理解できると、

写真のブランコがどの方向に動くのか、電流の流れる銅線が磁界からどのように力を受けるのかも説明できるようになります。

また、

モーターが回る仕組みも、同様に説明が付くようになります。

塾として、子どもたちの質問に丁寧に答えられるように、これからも工夫を重ねていきたいですね。

 

 

中学理科『鏡に映る像』

先日、中学3年の受験生から理科の質問がありました。

質問の内容は、
「2枚の鏡を90度の角度に開き、正面に『もの』を置いたときの鏡に映る像は、どのような見え方をするのか」といった問題でした。

このような問題は、実際に鏡に映る像を生徒に見てもらうのが一番です。

 

写真は、
鏡の角度を90度に設定して撮影した様子です。

元の像を含めて、4つの像が映っていることが分かります。
同時に、

それぞれの像の見え方も一目瞭然ですね。
写真では、分かりにくいのですが、左右に映る像は鏡の面を対称の軸として線対称、奥側に映った像は鏡の折り目を回転の中心とした点対称が見てとれます。

このような実験を見ると、

子どもたちの中には「鏡の角度を変えると、どのように映るのか?」と、疑問を持つ生徒が現れました。
こうした疑問は大歓迎ですね。

 

 

早速、

鏡の角度を60度に合わせて実験をしてみました。

写真では、

 

元の像を含めて6つの像が映っていることが分かります。

結果は、
60度では元の像を含めて6つ、120度では3つの像が現れることが分かりました。
ここまでくると、
勘の鋭い生徒は、中心角を像の個数で割る計算を思いつきます。
例えば、像を5個作るには
360÷5=72となり、鏡の角度を約70度に設定すると5つの像が出来上がることが予想されますね。

理科は、問題によっては、言葉よりも目で覚ると分かりやすいものが沢山あります。
塾では
子どもたちのこうした「何故!」に応えられるように、好奇心をくすぐる仕掛けを用意して、楽しく学べる工夫をしております。

 

 

小学6年生、中学入学までにやるべきこと。

小学6年生は、残すところ小学校生活もあと僅かとなりましたね。
そろそろ中学の準備をとお考えのご家庭もあるかと存じますが、何をどのように準備ればよいのか分からないというのが実際ではないでしょうか。
そこで、
今の時期から春休みにかけて、小学6年生が取り組んでおきたいことを学習面からお話していきたいと思います。

 

まず、一番は学習の習慣化です。

小学校までは自分から勉強をする習慣がなくても、子どもたちは中学入学を機に、何かしら頑張ろうと期待を寄せています。こうした心の変化は、そう滅多にあるものではありません。中学入学は、お子さんにとって特別な通過点なんですね。

この新鮮な気持ちを、期待だけで終わらせては、本当にもったいないことです。
そのため、

ご家庭では、春休みにかけて勉強する具体的な目標を、お子さんに持たせてあげることが大切となります。

春休みを何もしないで過ごすのと、毎日例え1時間でも勉強を積み重ねていくのとでは、入学後のお子様の意欲は格段とかけ離れたものとなります。
 
もう一つ大切なものに、

小学校の計算の基礎固めがあります。

特に、小数・分数など、四則計算のスピードが遅かったり、正答率が悪いお子さんは要注意です。
何故なら、

中学数学のニガテは、多くは小学時の算数のつまづきに起因します。算数と数学は、このように単元の結びつきが強い教科なんですね。
そのためこの春休みは、算数の計算をしっかりと練習しておくことをお勧めいたします。

積極的に取り組んだ学習は、

お子さんにとって大きな自信となり、中学生活が待ち遠しく感じられることでしょう。
そのため、春休みを無駄に過ごすことなく、この機会を逃がさないことが大切です。

 

中学校への進学は、お子様の学習意欲を学習習慣へと変える大きなチャンスです。

 

 

 

写真は、

昨年の小学生の春期講座の様子です。

講座では、真っ先に前学年の算数・国語の復習に取り掛かります。

また、新学年に向けた予習にも挑戦が出来るので、どの子どもたちも新学期が待ち遠しくなります。

あゆみ学習塾では、

2月から『中学準備講座』を開講いたしいます。
この授業では、小学時の算数の復習を丁寧に行い、中学の先取り学習につなげていきます。
体験レッスンを随時実施しておりますので、ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

 

 

仕事始め、そして教室の机を増やしました!

今年は1月4日より通常授業、そして5日より中学3年生の入試対策講座がスタートいたしました。
高校入試と定期テストとでは勉強方法はまったく違ってきます。しかも受験勉強では、高校レベルにあった相応の学習が必要となります。残り2ヶ月間、塾として学習状況やメンタルを鑑(かんが)みて、子どもたちにしっかりと寄り添っていきたいですね。

 

 

左の写真は、

1月5日(土)の入試対策講座です。

今年は中3生の在籍が多く、午前と午後に分かれての開講となりました。

生徒は、分からない問題を積極的に質問する習慣が身についていますので、講座初日から張りのある授業となりました。

 

 

話は変わりますが、
教室の机を1台増やしました。
昨年は、曜日によって小・中学生の講座が満席となり、振替レッスンにも事欠く状態でした。そのため、1月のレッスンに間に合うように机を準備してきました。

 

 

真新しい机でさっそくの勉強です。

子どもたちがゆったりと勉強が出来るように、塾では学習環境に気を配っています。

これまでも教室の机の台数を増やしてきた経緯があります。
開校当初6台から始めた学習机は、今回の増数で12台となりました。
もともと教室が狭いにも関わらず、子どもたちが使う机は広く大きく取りたいという私の望みもあり、ハード面では今回の増数で目一杯となりしました。

 

でも、

ソフト面ではまだまだ知恵を形に発展させていくことが出来ます。
子どもたちの質問に耳を傾けていると、こういう説明や見せ方をするとより理解し喜んでもらえれるかなと新しいアイデアが閃(ひらめ)いてきます。


これからも、

学習意欲や関心、好奇心をくすぐる塾として、あり続けていきたいですね。

 

晩秋の日差しを散らす、ラジオメーター。

澄み渡る空気に、肌の冷たさを感じる季節となりました。
秋の深まりを日に日に感じる今日この頃です。


教室では、

窓ガラス一杯に秋の日差しが入り込み、まるで晩秋の便りを部屋全体に届けているかのようです。

ガリレオ温度計やラジオメーターは、

その透き通ったガラスに沢山の日差しを浴びて、この時期を逃さんとばかりに色とりどりの光を散らし輝いています。
最近は、日の入りが早く、

子どもたちに、この光景を見せられないのが残念で仕方ありません。

 

この11月から

教室にラジオメーターを置きました。

日光や電球などの光がガラス内の羽根車にあたると、自然にくるくると回り始めます。
羽根は表裏の色が白と黒とに分かれていて、その色の違いにラジオメーターが回転するヒントが隠されてるようです。
興味がある方は、その原理を調べてみるのも面白いかと思います。
理科の実験が好きな私には、見ていても飽きさせないアイテムの一つです。

教室では、

子どもたちは、温度計やラジオメーターを自由に触れることができます。

塾として、小さなことでも興味や関心、好奇心を感じ取ってもらえたら嬉しい限りですね。

 

 

やる気を引き出す、勉強前のウォーミングアップ。

小学校低学年の子どもたちは、塾に来ると真っ先に取り組むプリントがあります。

それは「10の組み合わせプリント」です。

10月4日のブログでも紹介させていただきましたが、
このプリントは、上・下段、併せて100問の計算マスがあり、子どもたちが仕上がりまでの時間を各自で計測します。


塾では、

計算力をつけることを目的として、今年の9月から実施しています。

 

 

プリント学習を始めた当初は、

50問(半段)を3分以上掛かけていた生徒も、2ヶ月を過ぎた最近は、1分程で仕上げるまでになりました。

どの子どもたちも、面白がって積極的に取り組んでいます。

 

そしてもう一つ。

このプリント学習には、脳のウォーミングアップとしての効果があります。

短時間で、一気に集中力をアップさせる優れた勉強方法といえます。

 

2学期に入塾した小学3年生の女の子は、

当初、勉強が好きではありませんでした。そのため、のんびりと自分のペースで勉強をしていましたが、このプリント学習で自信をつけると、格段とやる気を見せるようになりました。

同じ1時間でも、

集中力を持って勉強すれば、まったく違った成果となりますね。

 

ウォーミングアップは、ほんの2~3分で構いません。

勉強の前に少しの時間を取ることで、その後の学習を効果的に、かつ集中力を持って取り組むことができるようになります。

 

また、ご家庭でも市販の「100マス計算」などを使って簡単に取り組むことができます。

そのため、

勉強への取り組みが遅い、集中力がないお子さんにお勧めいたします。

ほんの数分の学習で済みますので、

ぜひお試しくださいね。

 

 

小学校入学前にやっておきたいこと。

幼稚園年長のお子様がいるご家庭では、

小学校入学のための学習準備を始めていらっしゃいますか。

 

小学校に入る前に、ほんのすこし準備するだけも、お子さんへの安心感が違ってきますね。
例えば、
・えんぴつをきちんともてる
・ひらがな・カタカナが読める
・数字の1から20までが読める
・ひらがな・カタカナ・数字が正しい筆順で書ける

あゆみ学習塾の幼児教室では、まったく初めてのお子さんであっても、書き方や数感覚を身につけ、学習への関心が育くめられる教室です。
繰り返し反復練習をすることで、正しい知識を身につけさせています。

幼児教育で扱う内容の多くは、小学1年生で学ぶ学習です。
ここをしっかり押さえていけば、小学校の勉強で困ることはありません。 

 

 

10の組み合わせの数を答える勉強です。

例えば、7と3で10となりますね。

写真では、[7]が表示されていますので、子どもたちは瞬時に[3]と答えています。

この学習は、算数の繰上りや繰り下がりの学習につながっていきます。

 

 

幼児教育を半年ほど勉強した生徒さんのプリントです。

繰上りのあるたし算ですが、数字の規則性が理解できると、正しく計算ができるようになります。

小学1年生の勉強は、学習の基礎です。

今のうちから、学習への関心が育くめられたら嬉しいですね。

 

 

公立高校入試勉強会に参加して

昨日は、

静岡県統一模試を運営される学力調査研究会主催の教育セミナーに参加して参りました。
今回のセミナーは、
西遠女子学園、浜松聖星高校の広報の先生方、
及び、

静岡県立浜松北高校と浜松西高校の副校長による学校紹介が議題に含まれていました。

私塾として、

公立高校の先生方から学校説明をお聞きする機会がほとんどありません。
そのため、
学校での授業や卒業生の進学状況など、学校の様子を両校の先生方から直接お伺いできたことは貴重な体験となりました。
今回は、

私塾対象の説明会ということもあり、 昨年の公立高校選抜試験にも言及され、
内申点や調査書、面接試験の結果が選抜段階でどのように反映されているのか、また学校裁量枠の扱いなど具体的な事例を示しながら、受験指導に役立つ内容を多く伺って参りました。

同時に、
『公立高校社会科入試問題 過去5年間の分析と次年度入試の予測』と題して、学力調査研究会代表の小澤先生による勉強会がありました。

その中で、
静岡県の社会科入試問題は、全国と比較しても難しい傾向にあり、その中でも記述問題の点数配分がここ1・2年で増えてきているとのことです。

しかしながら、記述問題は見方によっては点数が取れる問題でもあります。

記述で点数を取るための学習方法など、今後子どもたちに受験指導として還元していきたいです。
 
期末テスト、学調テストが終わると、中学3年生はいよいよ高校受験本番です。
今回は、

迫りくる受験に気を引き締め直す、改めてその機会をいただいたセミナーとなりました。

 

 

浜松市内10校の、私立高校入試説明会に参加してきました。

10月は、学習塾対象の私立高等学校説明会の時期です。
春と秋に開催される私立中・高校説明会には必ず足を運び、学校の特色やどんな指導をされているのかを、生徒や保護者にお知らせすることも大切な仕事と考え、毎年参加させていただいております。
今秋も浜松市内10校の私立高校、全て参加して参りました。

説明会の開催順に掲載いたしますと、
浜松日体高等学校
オイスカ高等学校
浜松啓陽高等学校
浜松修学舎高等学校
聖隷クリストファー高等学校
浜松聖星高等学校
浜松学芸高等学校
浜松学院高等学校
西遠女子学園高等学校
浜松開誠館高等学校

今年の入試の特徴の一つとして、Web出願があります。
磐田地区を含めると11校の私学がありますが、そのうち8校がWeb出願となります。
大学入試でもWeb出願の導入が進んできていますので、ここにきて高校でもその波が押し寄せてきていることを実感いたしました。
Web出願のメリットとしては、
受験校への出願手続きが家庭のPCやスマートフォンからでき、しかも受験料の払い込みもクレジットカードやコンビニエンスストアでの支払いが選べるなど、家庭での負担軽減となることが挙げられます。

また、各学校の理事長や校長先生から
「世界に貢献できる人材の育成」
「学力偏重ではなく、しっかりと学力をつけ、世の中の役に立てる人間の育成」

「生徒のやる気を大事に、一人ひとりを伸ばしていく」

私学の魅力を直接伺え得たことは、大きな収穫となりました。

 

子どもたちにとって、3年間の高校生活はその後の人生に大きく関わりを持ってきます。

そのために、

自分の学力や内申点で高校を決めるのではなく、自分のなりたいもの、やりたいことを優先して、その進路選択の実現のために学校を選んでもらいたいですね。
また、

ここ浜松には魅力あふれる私立高校がたくさんあります。
私立高校を単に公立の併願と考えことなく、私学それぞれの正しい学校情報を発信して子どもたちの進路選択にお役立てできたらと考えております。

 

塾長として、その責任の大きさを改めて感じさせられた説明会となりました。

 

 

ハロウィンは、楽しみいっぱい!

10月の終わりと言えばハロウィンですね。
街のあちこちには、ハロウィンの飾り付けでにぎわいを見せています。
そんな折、
今年は鮮やかなオレンジ色に包まれたハロウィンのかぼちゃをいただきました。
塾では初めての経験でしたが、「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれる、おばけちょうちんを作ってみました。

 

 

初めに、
かぼちゃに下絵を子どもたちに書いてもらいました。
次に、ナイフで中身をくり抜きます。
かぼちゃの皮は意外と硬く、子どもたちがナイフを使うには危ない場面もありましたが、そこは私の出番です。

くり抜いたかぼちゃの種や筋をとるのも楽しく、子どもたちは率先してお手伝いをしてくれます。
そのためか、下絵描きからランタンの完成まで30分程で仕上げることができました。

 

 

でき上がったランタンは、さっそく教室の前に置いてみました。
昼間見ても、いびつな手作り感が味わいを醸し出してくています。

 

 

夜は夜で、

ランタンから漏れる淡い光と影が、幻想的な世界に私たちを誘(いざな)ってくれます。

ハロウィンまでの僅かな期間ですが、子ども達にはぜひ見て楽しんでもらいたいですね。

 

 

小学校低学年で身につけさせたい、計算のスピードと集中力

9月度は、
8組の体験レッスンと、これまでに6人の新入塾生を迎えることができました。
当塾は小さい教室にもかかわらず、
その半数が塾生や卒塾された生徒の保護者様のご紹介で、当塾を応援してくださる方々がいらっしゃることに本当に感謝し、ここにお礼の言葉を述べさせていただきたく存じます。

今回入塾された生徒さんの半数は、小学校の低学年でした。
子どもたちの問題を解くスピードや集中力には個人差があるため、

塾ではそれらを解消するために、
「10の組み合わせプリント」と「時間計測」を取り入れた学習を試みてみました。
もともとこのプリントは、
幼児生や小学1年生を対象に、くり上がり、くり下がりの計算がスムーズに理解きるように作成したものです。
計算の基本を身につけさせるためには、欠かせないプリントです。

 

 

子どもたちは、塾に来ると真っ先にプリントを始めます。
初めは緊張した面持ちでタイマ-のスタートボタンを押していましたが、最近はそれにも慣れ、どの子どもたちも2分を切るまでになりました。

教室ではプリントの種類も豊富で、いろいろな組み合わせの数で学習ができます。

子どもたちは、
楽しいことは率先して取り組みます。

私が何も言わなくても、自分から勉強を始め
しかも、
スピード・集中力が身につけられたことは、今回の学習で大きな成果となりました。


子どもたちの、

学ぶ楽しさと自信が身につく様子を見ていくのも楽しい限りです。

 

 

『ごんぎつね』のふるさと

暑さ寒さも彼岸までと慣用句にもありますように、夏の暑さもようやく和らぎ涼しさを感じられる季節となりました。
「彼岸」といえば、まず思いつくのがヒガンバナではないでしょうか。
毎年、お彼岸の時期に咲く赤い花でとても印象に残る花です。

先日の日曜日、この彼岸花を見に愛知県半田市まで出かけていきました。
実は、
半田市に出かけて行った理由があります。
それは、小学4年生の国語の教科書で『ごんぎつね』を勉強します。かれこれ半世紀(50年)以上に渡って教科書に載っていますので、保護者の方にもなじみのあるお話ではないでしょうか。
この物語は、童話作家新美南吉の故郷、愛知県半田市がその舞台となります。
今回は、ごんぎつねの故郷の風景を一目見ようと思い立ち、出かけた次第です。

 

 

半田市には新美南吉記念館があります。

近くには小川がながれ、地域の人々によって彼岸花が大切に育てられています。

 

南吉が過ごしたふるさとを、今でも垣間見ることができます。

 

 

 
 
このお彼岸の時期は『ごんの秋まつり』が開催されています。
この彼岸花を見ようと、多くの人によって賑わいをみせていました。
彼岸花の鮮やかな花色の群生は、観る人を魅了してやみませんでした。
― 「ごんぎつね」より ―
お昼がすぎると、ごんは、村の墓地へ行って、六地蔵さんのかげにかくれていました。
いいお天気で、遠く向うにはお城の屋根がわらが光っています。
墓地には、ひがん花が、赤いきれのようにさき続いていました。

当日は、
童話と同じようにいいお天気で、あたり一面に赤い絨毯を敷き詰めたような彼岸花を愛でながら、ゆったりとした時間を過ごして参りました。
ちなみに、童話に登場するお城(中山城)は、現在新美南吉記念館となっております。
 
私は、子どもたちが活字を読むことはとても良いことと思っております。
本でも教科書でも、それを読み進めていくと、
頭の中に物語の情景が淡い走馬燈のように次から次へと広がります。
この「ごんぎつね」も、
子どもたちには、そうした情景を読み解き、楽しみながら読んでもらいたいですね。

小学4年生は、もうじき「ごんぎつね」を勉強します。

根気よく学習を続けると、ある日突然成績が伸びます。

 

 

2学期に入り学校生活再開ですね。
夏期講座では、自信と達成感を掴んだ生徒が多くいますので、私としても今後の子どもたちの成長が楽しみでなりません。

ところで、今日は「努力」と「成果」についてお話をしていきたいと思います。
うちの塾でも新たに入塾した生徒の中で、すぐに成果を出す生徒もいれば、なかなか成果が得られない生徒がいます。
この違いは子どもたちのやる気や姿勢など入塾時の個人差もありますが、これまでに取り組んできた演習量に大きく左右されます。

 

当然、

これまでの学習理解が不足している生徒は、塾で勉強を始めたからといってすぐに学力の向上は期待できません。なぜなら子どもたちの成果が得られるまでには、多くの「努力」と「時間」が必要となるからです。

そのため、半年ほどで成果を出す生徒もいますが、中には1年あるいは2年、勉強を続けることでやっと学習の「芽」を出す生徒もいるのです。

でも、

時間がかかる生徒であっても

途中で諦めることなく続けていると、ある日突然はじけて勉強が出来るようになります
 
このことを知らないで、
親として、早急に子どもに対して結果を求めようとすると、
うちの子は頭が悪い!
塾に行っても成績が上がらない!
と、なってしまいます。
  
この学習の「芽」は誰もが持っています。
しかも
一度成績が上がりだすと、次から次へと成果が出せるようになり、教科を超えて広がります。
「成果」は自信となり、また自分に返ってきます。

これは本人にとっても嬉しい限りですね。

塾では、これまでにも何人もの生徒がこの体験をしてきました。

 

大事なことは、
「成果」が出ないからといって途中で諦めないで、何ごとも続けていくことなんですね

 
最後に、
我が子への「成果」を早く開花させてあげたいとお考えのご家庭もいらっしゃるかと存じます。

そのためには、小学4・5年生から本格的に学習を始められることをお勧め致します。
なぜなら、この頃の学年の子どもたちは、学習への柔軟性を持ち合わせ、しかも学習の遅れがあっても、その遅れを取り戻すにはまだ遅くない学年となるからです。

 

 

夏休みの読書感想文、お勧めの一冊『千年の田んぼ』

 

 

もうすぐ夏休みが始まりますね。
毎年この時期になると、子どもたちから読書感想文の相談が寄せられます。
そこで、今年の中学生の課題図書の中から『千年の田んぼ』を選んで読んでみることにしました。

この物語は日本海に浮かぶ小さな島、見島が舞台です。初めて聞く小さな島ですが、今から千三百年前から伝わる田んぼが当時の姿で残されているというのです。この千三百年前というと、ちょうど飛鳥から奈良時代にあたります。
誰が、何の目的で、こんな離島に田んぼを作ったのか、当時の時代背景をもとに作者と一緒に謎解きができる興味深いお話しでした。

作者は、
千年以上も前から変わらない貴重な田園風景が残る見島でありながら、過疎と後継者不足による耕作放棄という現実が迫ってる。
続けて
貴重な歴史的な環境を守り後世に残すことは、見島の問題だけでなく、これからの社会の大きな使命であり、世界に誇るべき財産である。
と著しています。

現代の私たちの暮らしは、価値観を変え絶えず変化しています。
しかしながら、
私たちの身の周りに目を落としてみると、そこには何世代にも渡って受け継がれてきた環境、そして文化や伝統がたくさん息づいています。
私たちは、
そんな先人たちが残してくれた財産を、次の世代へと橋渡しをしていく、その担い手としての責任も同時に持ちあわせてるのではないでしょうか。


人から人へ、次の世代に受け継がれ残されていく大切なもの。

 

『千年の田んぼ』に託された作者の願いは、

読書感想文を書くにあたって、子どもたちには分かりやすいテーマとなりそうですね。
 

 

夏休みの自由研究に『振り子の運動』はいかがですか。

先日、中学3年生の生徒から、振り子の運動について質問がありました。
質問の内容は、
質量が違う2つのおもりを同じ位置から放して振り子の運動をさせたとき、おもりの速さと運動エネルギーの大きさはどのようになるのかという質問でした。

実は、答えとなるヒントは小学5年生の理科で勉強しているのですね。
ここでもう一度、小学校の『振り子の運動』をおさらいをしてみますと、
振り子が1往復する時間は、振り子の長さによってのみ変わり、おもりの重さや振れ幅では変わらない。ということです。


塾では
この問題を検証するために、実際に振り子の模型を作ってみました。

 

作った者として、見慣れないものにいち早く反応する子どもたちの様子に嬉しくなります。
大小、2つのおもりを用意して同じ高さから振り子を落します。
大方の子どもたちは
重たいおもりの方が1往復する時間が速い。と予測しました。

実験をしてみると、結果は一目瞭然ですね。

 

 

写真は振り子の周期を調べる実験です。

10往復する時間の平均を求めると、周期が求められます。

振り子の糸の長さは

短いほうから、25cm、50cm、100cm、150cmで設定してあります。

100cmの振り子の周期は約2秒となりました。

そこで、冒頭の質問の答えとして・・・、
質量が違っても落ちる物体の速さは「同じ」であり、物体の質量が大きいほど物体が持つ運動エネルギーは「大きくなる」となります。

ところで
この『振り子の等時性』を発見したのは誰だかご存知ですか?
それはガリレオ・ガリレイです。彼は16~17世紀に活躍したイタリアの科学者で、天文学の分野で有名ですが、物理学でも大きな成果を収めました。
また、重力で引かれるものは、重いものも軽いものも同じ速さで落下する。この『落体の法則』も彼の考えとなります。

ガリレオは、日常の体験から科学のヒントを得、さらに実験によってこれらの法則を実証してきました。
大事なことは「自分の目で見て、確かめて学ぶ」ことなんですね。
これは、理科の自由研究のテーマにぴったりではないでしょうか。
実際に、
おもりの重さや振り子の高さ、振れ幅など条件を変えてみたり、実験結果を折れ線グラフに表してみるなど、たくさんのアイデアが浮かび、面白い自由研究ができ上がりそうです。
ぜひ皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

小学生の夏期講座、お子さんをグッと伸ばすチャンスです。

 

 

今日は梅雨の中休みと言ったところですね。

梅雨前線が列島を離れて、次の大陸からの前線を待ちわびる、どんよりとしたお天気が続いております。

 

そんな蒸し暑いさなか、

教室の前に飼っているメダカは元気いっぱいです。今年は赤ちゃんメダカがたくさん生まれました。

夏を過ぎたころに、親メダカと一緒の水槽に移しかえますので、それまで楽しみに待っていてください。

 

 

ところで、あと1ケ月ほどで夏休みですね。

ご家庭での夏休みの計画はお決まりですか。


夏休みに、子どもをどこかの塾に行かせたいと願うお母さんもいらっしゃるかと思います。
反面、うちの子は塾に行っても続くのだろうか。
普段、家では全く勉強しないのに、塾に行ったからといって、はたしてやる気を出してくれるのだろうか。
ご心配ごとも多々あるかと存じます。

しかしながら
せっかくの夏休みを、期待だけで終わらせてしまっては実にもったいないですね。
そこで、あゆみ学習塾の夏期講座はいかがでしょうか。

あゆみ学習塾の夏期講座は、
有料です。
そのため、お子さんの成長を願い、真剣に勉強をします。
子どもたちが「わかる!」をたくさん実感できるように指導をします。
「わかる!」が増えてくると、勉強も楽しくなります。

あゆみ学習塾の夏期講座では、
規則正しく、勉強する夏休みが送れます。
小学生は毎日、勉強がありますので、子どもたちの学習が積み重ねられ、今までできなかった問題も分かるようになります。
自分で勉強する習慣が身につきます。
しかも、
毎年ワクワクして通われる小学生が、学年を問わずしてたくさんいらっしゃいます。

夏休み期間は、
子どもたちの学習意欲を変えるには最適です。
せっかくの夏休みを、お子さんを伸ばすチャンスに変えてみませんか。

まずはお問い合わせの上、無料体験にお越しください。
お待ちしております!

 

 

湖東高校、吹奏楽部定期演奏会に行ってきました。

 

 

6月10日の日曜日、浜松湖東高等学校吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。
当日は雨にもにもかかわらず、会場となるアクトシティの大ホールは大勢の人で賑わっていました。
うちの塾を卒塾した生徒が同高校の吹奏楽部の3年生で、昨年同様に彼女が演奏会のチケットを教室まで届けに来てくれたご縁もあり、彼女のご家族と一緒に楽しんで参りました。
 

演奏会は、
クラシック、ミュージカルそしてポップスと三部で構成され、子どもたちが一生懸命に演奏する楽曲は、人と人とをつなぎ、聴く者の心に感動となって伝わってきました。

この演奏会は彼女にとって最後の舞台となります。
終始舞台上で楽しむ姿を見て取ることができ、本当に自分のことのように喜ばしく感じられました。
ステージの最後は、映像とともに部員一人ひとりの活動の軌跡が紹介され、
3年間、共に乗り越え成し遂げた努力と苦労が相俟(あいま)って、熱いおもいが溢れだす瞬間となりました。
とても贅沢な時間をいただいたことに感謝し、力いっぱいの拍手を送って参りました。

たくさんの人に喜びを与えた、そんな素敵な演奏会でした。

 

 

駅(えき)は音読み、それとも訓読み?

 

 

小学生の国語の学習に、

授業で全員が漢字辞典と国語辞典を使います。

大事なことは、

自分で漢字の読み書きを調べる。

漢字の筆順が正しく書けるようにする。

 

漢字に自信が持てると、

苦手な国語が上達します。

現在、教室には国語が好きな生徒がたくさんいます。

 

ところで、先日の授業での1コマです。

中学3年生の国語で、「熟語の読み方」の単元を学習していました。
その中で、一人の女子生徒が深刻な顔で、
「先生、漢字の『音読み』と『訓読み』の区別がつかない!」と申し出がありました。
彼女が悩んでいた漢字は、「駅」と「席」です。
彼女曰く、

「駅(えき)や席(せき)は、音を聞けば意味が分かる言葉だから、『訓読みではないのですか?」

彼女の考え方としては正しいのですが、実際は両方とも『音読み』が正解です。

私たちは、

「音読み」と「読み」の区別の仕方として、
「音読み」は、もともと中国語の発音に基づく読み方で、漢字1文字では意味がわからないものが多い。
一方、「訓読み」は、中国から伝来した漢字に、もともと日本で使われていた言葉をあてはめたもので、漢字1文字でも意味がわかるもの。
と習いました。

そのため、彼女が混乱するのもうなずけます。
そこで、実際にそれぞれの漢字の「訓読み」を調べてみることにしました。

駅・・・【音読み】エキ、【訓読み】うまや
駅(うまや)の語源は、奈良時代に遡ります。この時代、律令国家の新たな都として奈良に平城京(710年)が作られました。その時、都と地方の国々を結ぶ道路が整備され、途中に設けられたのがこの駅(うまや)でした。

しかしながら、近代化が進んだ現代の駅は(うまや)ではありません。鉄道の駅が一般的ですね。
そのため、現在は訓読みが廃れ、音読みがだけが使われるようになっていったのです。

 
 
同様に
席・・・【音読み】セキ、【訓読み】むしろ
席(むしろ)とは、竹や草などを編んで作った敷物のことです。

永い歴史の中で脈々と引き継がれてきた言葉と先人の知恵を、訓読みをヒントに読み取っていくのもまた楽しいことではないでしょうか。

言葉は、時代の変遷とともに移りゆくものなのですね。

 

 

楽しむことから始める、小学英語

 

 

この5月から、小学生の英語講座がスタートしました。
この講座では、
日常生活で使われるフレーズを、話したくなるように楽しみながら、声に出して練習をしております。
 

こちらの映像は、実際のレッスンの様子を再現しております。

学年を問わず、子どもたちは耳で聴いて覚えるのが早いです。
ナチュラルな発音を何度も聴いているうちに、びっくりするぐらい流暢な発音をします。たくさんのフレーズを覚え、自分から進んで英語で話しかけてみたいという気持ちが芽生えてくれると嬉しいですね。
  
補足ですが、
2018年度から新学習指導要領に従って、一部の小学校で英語授業が先行実施されています。

その授業用に文部科学省が発刊した新テキスト「We Can!」に準拠したワークを塾で使用し、4技能(聞く・話す・読む・書く)それぞれをバランスよく組み合わせて学習ができます。
しかも、様々なシチュエーションで英語表現の幅が広げられるように、フレーズの単語を置き換えて学習ができます。

 

英語は、人と人をつなぐコミュニケーションです。
伝わる楽しさ、表現する面白さを知ってもらい、英語をもっと好きになってもらいたいですね。
 
興味のある方は、ぜひ体験レッスンにお越しください。

 

 

点対称は、模型を使ってイメージ学習!

小学6年生の算数で、対称な図形の単元で、線対称・点対称がありますね。

子どもたちは

『線対称な図形』はよくできていても、『点対称な図形』になると、難しいと感じるようです。
点対称は、1つの点を中心にして元の図形を180度回転させた図形ですね。
でも、そのイメージが頭の中で描けない子どもたちにとっては、私が言葉で説明しても、点対称を理解させていくことは難しいです。

そこで、実際のイメージを目で見て分かってもらえるように、塾では模型を作ってみました。

 

 

こちらは、回転移動する前の元の図形です。

手で透明なアクリル板を動かして、図形が回転する様子が分かるようになっております。

 

 

実際に180度回転してみました。

各頂点には番号と対角線がひかれていて、対応する頂点どうしが目で見て分かるようになっております。

 

 

もう一種類、作ってみました。

作図の問題も、プレートを使って説明をすると、子どもたちの理解が速くなりました。

今まで点対称がよくわからないと言っていた生徒も、自分の目で見てとらえることができるため
「先生!問題の意味が分かった!」
といってくれました。

塾では
子どもたちが楽しく経験できる仕組みを、これからもたくさん考えていきたいですね。


野外で飯ごう炊飯、カレー作りにチャレンジ。

4月29日(日)、浜松市南区の土屋塾(学習塾)主催のカレーパーティーに参加させていただきました

兼ね兼ね土屋塾長よりお誘いがあり、今回初めて我が家の娘を連れての参加です

 

当日は穏やかな晴天に恵まれ、土屋先生の生徒たちと、うちの娘たちがカレー作りの主役です。

子どもたちは、友達になるのが早いですね。

すぐに打ち解けて、テーブルや食器を用意したり、かまどの火起こしをしたりと、協力して準備に取り掛かりました。

下準備が整うと、いよいよカレー作りに挑戦です。

 

写真は、土屋先生です。

 

料理作りは本格的で、まず集めた薪にかまどで火をおこし、飯ごうでご飯を炊きます。

我が家の娘たちも、初めて見る飯ごう炊飯に興味津々でした。飯ごうにお米を入れて、水加減も子どもたちで行います。

火力を調節しながらお米の炊き加減を見守りました。

 

子どもたちは、カレー作りに挑戦です。
ピーラーを使てジャガイモと人参の皮むきに取り掛かりました。どことなく慣れない手つきで悪戦苦闘していましたが、怪我もなく上手に仕上げることができました。

お肉やカットした野菜を鍋に入れて、カレーが完成するまで待つこと30分。いい匂いとともに、ついに完成です。

どもたちが協力して作ったカレーは、とてもおいしくでき上がりました。

 

野鳥のさえずりを聞きながら

野外で食べるカレーライスは、これまた格別な味ですね。
子どもたちは代わるがわるカレーをおかわりをして、楽しいひと時を過ごしました。
 

土屋先生はこのカレー作りで、協力することの大切さ、楽しさを、体験を通して子どもたちに教え伝えたかったのではなでしょうか。
そして、
子どもたちが、後片づけまで丁寧におこなう姿に、楽しかった一日を見てとることができました。我が家の娘たちも、「また参加したいね」と、とても満足そうでした。

 

 

小4の『壁』

4年生の算数は、3年に比べて一気に難しくなる学年ですね。
いわゆる、小4の『壁』です。

そのため、塾では小学4年・5年生で入塾されるお子さんが増えてきます。


特に算数は、
大きな数から始まって、分数や小数、( )を含む四則計算、工夫した式、概数、垂直や平行、図形と展開図など。文章問題を含めると、理解できない子が増える学年です。
当然、

4年生でつまずけば、5年生の算数を乗り越えることはできません。学年が上がれば、学習内容の難易度もあがってきます。


ここで大事なことは、

小学4年生は、ご家庭で子どもの勉強が見てあげられなくなる学年に差し掛かることです。お子さんの『分からない』がそのまま見過ごされやすくなります。

そのため、

お子さんの学力不振が、ご家庭で気づかぬうちに始まります

初めは小さな『つまずき』であったかもしれませんが、積み重なるうちに次々と連鎖します。
そうなると、

ますます学力不振が広がって、できる子とできない子の学力格差が広がる学年 となります。

しかも、

一旦遅れだすと取り戻しが難しくなります。
理解力、及び 学習スピード集中力正答率
これらすべて、お子様の学力不足を補いながら学習するには、多くの時間が必要となり、学年が上がれば上がるほど、つまずきが深くなればなるほど、困難となります。

ご家庭では、常にお子さんの学習に関心を持ち、 今の勉強が 『分かる・できる』ことを見守ってあげるごとが大切ですね。

 

塾では、
お子さんの学習に不安を感じ始めたら、早めに対処することをお勧めします。


どの学年においても、勉強は子ども任せにしないで、ご家庭がお子様の学習に関心を持って接することが大切なんですね。
   

 

小学校1年生の学習が大切な理由

 

 

最近は、めっきりと春らしくなりましたね。
教室前の芝桜も鮮やかなピンク色に染まり、子どもたちを優しく迎え入れてくれます。

今日は、小学校1年生の学習が大切な理由をお教えいたしましょう。

何も塾で必ずしも勉強しないといけないわけではありませんので、ご安心を・・・

『勉強ぎらいは1年生から』
小学1年生だからといって、勉強をおろそかにしない方がいいです。
大人から見れば、とても簡単な内容ですが、お子様にしてみれば初めての内容で難しく感じることも多いのではと思います。
「わかった」「できた」は「やる気のもと」となりますが、
逆に「わからない」「できない」は「勉強ぎらいのもと」となります。

そこで『1年生から家で勉強する学習習慣を』
短い時間でも、毎日家で勉強する習慣のあるお子様は、学年が上がっても自分から勉強をするようになります。
逆に、勉強する習慣がないお子様は大変です。
なぜかというと、学年が上がるにつれて学習量も増え、内容も難しくなります。低学年以上に家でしっかり勉強をしないと、授業についていけなくなり、ますます理解できなくなります。
まして、家で勉強をする習慣を持たないお子様は、勉強がわからなくなったからと言って急に勉強をするようになることはあり得ません。
家で勉強をする学習習慣は、1年生の時からコツコツと積み重ね、身につけさせていくことが大切です。

『親子で学習を』
1年生の期間だけでも親子で一緒に勉強を楽しみ、家庭学習の習慣を身につけることが大切です。
お母様が「子どものお手本となる」「先生となる」これがお子様の勉強に一番良いことです。
家庭学習の習慣が身に付き、勉強が楽しいと感じるお子さんは、学年が上がるにつれて自分から進んで勉強する、「自立学習」ができる子になれるのです。