最近は、朝晩の気温がグッと下がり、秋を感じられる季節となりました。
教室の前の銀杏は黄色に染まり、生徒の目を楽しませてくれます。
そんな中、
一人の小学生が葉っぱを手にして、
「奇麗な葉っぱ!」と、私に見せてくれました。
色鮮やかなイチョウの葉を捨てるには忍びなく、そこで“栞”に託して生徒に渡そうと思いつきました。
“栞”を作る手順は難しくありません。
まず初めに、
葉っぱを押し花の要領で乾燥させます。
十分に乾燥したところで、フィルムに挟んでラミネーターで圧着します。
好きな形に切りぬいてパンチで穴をあけて、最後にリボンで結んで完成です。
こちらの写真は、
教室の周りに咲いた草花を“栞”にしました。花びらには、綺麗な原色が残っていますね。
自分で摘んだ草花を思い思いの形にして楽しむことができます。
こちらは、
冒頭で述べた、生徒から預かったのイチョウの葉っぱの“栞”です。受けとった生徒は大喜びで、宝物を手にしたそんな瞬間でした。
「春になったら、桜の花びらを集めて飾ってみたいな!」と、期待を胸にふくらませていました。
それなら次は、
みんなと一緒に作ったら、きっと楽しいだろうな!と、私も思いに駆られる次第でした。
ちいさな秋が“栞”へと姿を変え、秋の日差しの様なそんな暖かな一日を過ごすことが出来ました。