小学生は塾に来ると、真っ先にカード学習に取り組みます。
カード学習は以前にもブログで紹介したため、お読みになった方もいらっしゃるかと存じますが、
ことわざ、慣用句、四字熟語、対義語、類義語、部首、県名地図、歴史年号のカードが用意され、小学校で習う学習内容の範囲内で私が手作りたものです。
今回は、このカード学習について補足させていただきます。
このカードは、もともとは中学受験の対策ツールとして作りました。それを教室に通う現塾生にも使ってもらおうと、新たに学習のルーチンワークに加えたものです。
カード学習は、
学ぶ内容は学年によって分かれ、学年が上がるごとに難度も上がる仕掛けとなっています。中学受験用ということで難しく思われがちですが、無理なく覚えることを目的として作られているため子どもたちにも好評です。
写真は対義語カードの学習の様子です。カードの表裏には、対となる言葉が書かれています。
理想 ⇔ 現実
直接 ⇔ 間接
塾に来るたびに、何度も繰り返し読み合わせができるため、読書感覚で覚えられます。
こちらは類義語カードです。
労働 = 仕事
興味 = 関心
塾で使うカードを数えると、
ことわざ264種、慣用句208種、四字熟語162種、対義語68種、類義語50種、部首56種、県名地図47種、歴史年号60種。
今後も必要に応じて枚数を増やしていく予定です。
このカード学習は、
子どもたちが塾に来たちょっとした時間を学習に充てています。でも、それが2年、3年と継続されるとその積み重ねは大くなります。
語彙は、
会話や文章の文脈に表現の幅を広げ、自分の気持ちや考えを言葉豊かに表現する助けとなります。
小学生のうちに、一つでも多くの言葉を覚えてもらいたいですね。