ロボットプログラミング(2)

小学校では2020年度からプログラミング教育が必修化されます。
それに併せて最近では、
ロボットプログラミングをカリキュラムに組み入れた学習塾も増えてきました。
そのため、
ロボット教室で学ばせたいとお考えの保護者様もいらっしゃるかと存じますが、私は小学生がこれら教室に通うには時期尚早ではと考えます。

 

なぜなら小学校のプログラミング教育は、

英語のように新しい教科ができるわけではありませんし、プログラム言語を覚えたり技能習得を目標としているわけでもありません。
しかも、

ロボット教室では、論理的思考力が身に着くとの謳い文句ですが、論理を学ぶなら「国語」の勉強が一番です。プログラミングも論理的思考が必要ですが、国語の授業には到底及びません。
言い換えると、

国語や算数のように、学習の一環として必死に取り組むものでも無いのですね。

とはいっても
グローバル社会の中で英語教育が小学校の教科として浸透してきたように、プログラミングの勉強は、これからの時代に生きる子どもたちにとって重要なITスキルに繋がります。
そのため
学ぶ「関心」がある子どもたちには、学ぶ「環境」を提供していくのも塾の務めであり、子どもたちが楽しいと思うことを存分にやらせてあげられることも大切な役割と考えております。
今回のプログラミングの教材をきっかけに、今後の塾の方向性についていろいろと考えさせられた次第です。

ちなみに塾では、

プログラミング教材の導入を検討中ですが、通年講座の開講は考えておりません。しかし冬期や春期・夏期講座の中で、小学生の子どもたちが気軽に手にとって楽しんでもらえるように、短期講座として学びの場を提供していく所存です。

ご興味のある方は、是非お試しくださいね。