アゲハの幼虫、観察日記-夏の自由研究にいかが!

アゲハの幼虫観察日記(発見初日)

レモンの木に小さな侵入者を発見  (@_@;)

若葉を美味しそうに食べるアゲハの幼虫です。

観察してみると、

3齢か4齢幼虫でしょうか?体長は1.5ミリ程ですので、孵化して2週間くらいだと思います。

今後、観察日記をつけていきたいと思います。

 

アゲハの幼虫観察日記(発見2日目、孵化して約15日目)

レモンの葉っぱを大食いするので、八朔蜜柑(はっさく)の木に引っ越してもらいました(*^_^*)

幼虫は柑橘(かんきつ)類や山椒(さんしょう)の葉が大好きですね。

 

幼虫が黒色をしているのは、鳥のフンに擬態して捕食者に食べられないようにするためなんですね。

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して20日目)

5日間ぶりに幼虫を発見!今朝も探すのが大変でした。

見つけた幼虫は、既に黄緑色をして葉っぱと同系色です。いつの間にか、4齢幼虫から5齢幼虫(終齢幼虫)への脱皮が終わっていました。

これからは見つけ出すのが大変そうですね  (・・?

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して23日目)

3日間ぶりに幼虫を見つけました。前回いた場所からかなり離れた枝へと移動していました。

姿が見えないと鳥に食べられたのか?ちょっと心配になりますね。

 

体長も5㎝程の大きさまで成長しました。

幼虫の紋様からナミアゲハのようです (^O^)

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して25日目)

相変わらず移動する範囲が広いですね。

見つけるのに四苦八苦です (*_*)

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して27日目)

幼虫が大きくなり、毎日蜜柑の木を広範囲に移動するため探し出すのが大変です。移動も活発で1日に動く距離も長く、翌日には全く見つからないということがあります。

そこで、今日は飼育ケースで保護することにいたしました。幼虫さんには不満もあるかと思いますが、そこはご勘弁申し上げます(^O^) 

 

《飼育ケース入れて分かったこと》

色も形も大きさも、ちょうどグリンピースに似たフンをだします。においはしませんでした。

 

《疑問に感じたこと》

○レモンの葉に多くの卵が産みつけられるのはなぜか?

○山椒やレモン、その他柑橘系の葉っぱの中で、一番好む葉はどれなのか?

 

※自由研究の項目に入れて、その理由を観察実証してみてはいかがでしょうか。

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して29日目)

朝起きたら幼虫が飼育ケースに糸を張って頭とお尻を固定していました。この状態を前蛹(ぜんしょう)といいます。文字通り蛹(さなぎ)の前の状態なんですね。

もう1日経つと、脱皮して蛹になります。(^O^)

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して30日目)

昨日の前蛹(ぜんしょう)から脱皮して蛹(さなぎ)となりました。

色はまだ緑色をしています。今日から10日~14日程で羽化(うか)するため、しばらくはそのまま様子見です(^^)/~~~

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して38日目、蛹になって8日目)

羽化が近いため、蝶がつかまって羽を乾かせるように、蛹の近くに止まり木を置きました !(^^)!

 

アゲハの幼虫観察日記(孵化して41日目、蛹になって11日目/最終日①)

朝見ると、蛹(さなぎ)の色が濃い茶色になってアゲハ蝶の模様が透けて見えてきています。

もうそろそろ羽化(うか)が始まります (@_@;)

 

アゲハの幼虫観察日記(最終日②)

昼時はまだ蛹(さなぎ)の状態でしたが、午後2時に様子を見たときは既に成虫になっていました。

羽化(うか)する瞬間に立ち会いができなくて残念!

 

アゲハの幼虫観察日記(最終日③)

夕方には羽根も乾き、虫かごでは狭いため、外に逃がすこととしました。

空に向かって飛ぶ姿を見送るときは寂しさを感じましたが、命の尊さを学ぶ機会となりました。

 

アゲハチョウは、

完全変態の昆虫(成長の過程で、幼虫期、蛹期(さなぎき)を経て成虫へと姿を変えること)で、短い期間でその成長の変化を楽しむことができます。

疑問に感じたことを紐解きながら、お子さんとご一緒に観察日記を楽しんでみてはいかがでしょうか。