前回のブログでも触れましたが、
小学生は計算トレーニングを行なてから授業に参加します。
最近は慣れたもので、2分以内に計算を仕上げていく生徒がほとんどです。
そこで余裕のある生徒は、
副材として『カード学習』をこの10月から取り入れてみました。
カードは、
ことわざ、慣用句、四字熟語、対義語、類義語、部首、都道府県、そして語呂合わせ年号のカードと全8種類、総枚数は600枚にも上ります。
これらは、
私が10年以上も前に作ったものです。
以前は、授業の空き時間にゲームとして遊んでいたものを、この10月より授業カリキュラムに組み込んでみました。
写真は、
小学6年生が取り組む『語呂合わせ年号』です。
社会科が苦手と言う生徒のために、少しでも興味を持ってもらおうと作成したものです。
最近は年号の暗記問題が少なくなってきましたが、要所要所でカギとなる事件、事柄を年代とともに覚えることはそれでも大切ですね。
こちらは、対義語、類義語です。
中学受験を意識し、対応できるように作りました。
ちなみに、
複雑⇔単純(対義語)
光明⇔単純(対義語)
故意⇔過失(対義語)
体験=経験(類義語)
となります。
裏面に、対応する語句の記載があります。
初めは馴染みのない言葉で難しく感じる生徒もいましたが、最近はだいぶ要領がつかめるようになってきました。
しかも、
無理なく、楽しく覚えられるので、これらカード学習は好評です。
ちょっとした取り組みで、子どもたちのやる気も随分と変わってきますね。
カード学習は僅かな時間を使った学習です。
しかしそれを1年間、2年間と積み重ねることで、ことわざや慣用句、四字熟語が頭の引き出しに沢山詰まってくることでしょう。
子どもたちの語彙数が増えることを願いながら、カード学習に勤(いそ)しんでおります。