4月に入り、今週から新年度のテキストを配布しています。
届けられた段ボール箱の梱包を解いて、子どもたちに配布する準備をしています。
今年は、中学社会のテキストを変更しました。
少しでも学習に役立てられるように、毎年テキスト選定には頭を悩まされ、試行錯誤を繰り返しております。
子どもたちは、いよいよ始まる新学期に期待を膨らませ、ワークを受け取っていました。
まず初めは、真新しいテキストに自分の名前を記名してもらいます。
緊張した面持ちで丁寧に書き込む生徒もいれば、乱雑に書き上げる生徒もいて、名前一つをとっても子どもたちの性格がうかがい知れます
1年間使うテキストですので、せめて自分の名前は丁寧に書いてもらいたいと思うのは私だけでしょうか。
ところで、
テキストとの係わり方で、子どもたちの成績は全く違ったものとなります。
教科を問わず、正答率が高い生徒は、
学習スピードが速く、演習量が増えます。当然、演習量が増えれば成績も上がってきます。
でも、 このような子どもたちは、
初めから勉強が好きで良くできていた訳ではないのです。
塾で学習を始めた当初は、苦手意識を持っていたり、勉強をするのが嫌いな子どもたちでした。
日々の学習の中で、
きちんと宿題をする。
塾での学習時間を集中して取り組む。
分からない問題は自分で調べたり、先生に質問をする。
家でも塾でも積極的に学習に係わり、勉強してきた成果が今日に至っているのですね。
成長の芽は、誰もが持っています。
これからの1年間、子どもたちがこのワークを使ってどのような成長を遂げていくのか、学習の積み重ねを見ていくのが楽しみです。