小学6年生の算数で、対称な図形の単元で、線対称・点対称がありますね。
子どもたちは
『線対称な図形』はよくできていても、『点対称な図形』になると、難しいと感じるようです。
点対称は、1つの点を中心にして元の図形を180度回転させた図形ですね。
でも、そのイメージが頭の中で描けない子どもたちにとっては、私が言葉で説明しても、点対称を理解させていくことは難しいです。
そこで、実際のイメージを目で見て分かってもらえるように、塾では模型を作ってみました。
こちらは、回転移動する前の元の図形です。
手で透明なアクリル板を動かして、図形が回転する様子が分かるようになっております。
実際に180度回転してみました。
各頂点には番号と対角線がひかれていて、対応する頂点どうしが目で見て分かるようになっております。
もう一種類、作ってみました。
作図の問題も、プレートを使って説明をすると、子どもたちの理解が速くなりました。
今まで点対称がよくわからないと言っていた生徒も、自分の目で見てとらえることができるため
「先生!問題の意味が分かった!」
といってくれました。
塾では
子どもたちが楽しく経験できる仕組みを、これからもたくさん考えていきたいですね。