ピーターラビットのおはなし

中学2年生の英語の教科書で、『ピーターラビットのおはなし』があります。
私もお気に入りの一冊で、作者ビアトリクス・ポターが描くその物語と挿し絵の見事な調和に感心せずにはいられません。
初版は1902年にイギリスで「The Tale of Peter Rabbit:ピーターラビットのおはなし」として出版され、世代を超えて今でも世界中の人々に愛され親しまれていることが窺えます。

ピーターラビットのおはなしは、手紙が出発点です。
作者のビアトリクス・ポターが、病気で寂しい思いをしている少年に宛てた絵手紙が原形となり、その後、ピーターラビットの物語へと生まれ変わりました。
英語の教科書にも載ってますね。
Like this, some stories were once letters.
「このように、いくつかの物語は、かつては手紙だったのです。」 

 

 

「ピーターラビット」はシリーズとして全24巻が販売されております。
妙に人間ぽい動物たちと、なんといっても可愛らしく、かつ躍動感あるイラストは読む者の心をぐいぐいと引っ張ります。

大人が読んでも楽しめる一冊ですね。

教室に、この『ピーターラビットのおはなし』の本が置いてあります。

この本を初めて目にする生徒がほとんどで、実際に手に取って、可愛い挿し絵や短い文章でまとめられたページを興味深げに眺めています。

子どもたちの興味と好奇心がこの一冊から広がってくれれば・・・。

そんな願いを込めて、塾では子どもたちに本の紹介をしております。