国語教科書で出会った椎名誠

今回は、

教科書に掲載されている作家、椎名誠についてのお話しです。

 

中学2年生の国語教科書は、初めに「アイスプラネット」から学習に入ります。作者は椎名誠で、保護者の年代では「あっ!」と思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。

 

作品の主題は、
『若いうちに勉強をたくさんして、いっぱいの本を読んで、いっぱいの『不思議アタマ』になって世界に出かけていくとおもしろいそ。世界は、楽しいこと、悲しいこと、美しいことで満ち満ちている。・・・それを自分の目で確かめてほしいんだ。』
ここに著者の本音が伺えます。

 

私も椎名誠の旅を綴ったエッセイが好きで、『不思議アタマ』になって、作者の世界を旅するのが好きでした。

 

写真は

かれこれ30年以上も前に読んだ本ですが、冊数を数えてみると実に45冊が出てきました。

『哀愁の町に霧が降るのだ』『新橋烏森口青春篇』『銀座のカラス』の三部作は、夢中になって読んだ記憶があります。

 

読書は
自分以外のものの見方や考え方を知るきっかけとなります。私も学生時代には好きな作家を見つけては、とことん読でいました。

 

教科書には沢山の作家が載っています。

その中で好きな作家に出会えたならば、子どもたちにはじっくりと味わって読んでもらいたいですね。

そして、

本の持つ楽しさを沢山知ってもらいたいです。