「わかる」と「できる」とは違う

10月に入って、中間テスト近づいてきました。

当然塾でもテスト対策に熱を入れて指導をしております。今日は成績が伸びる生徒と伸びない生徒とでは、どこに違いがあるのかを見ていきたいと思います。

塾では、生徒の間違えた問題にはその場で個別に対応し、特に、英語と数学に関しては、こと細かく説明をして、生徒が自力で正解にたどり着けるように指導をしています。
そのため、殆どの生徒は授業の内容を「わかって」帰ります。
しかしながら、実際のテストでは、わかっているはずなのに点数がとれない・・・
ということがあります。

これは「わかった」ことを「できる」と勘違いしているからなんですね。
大切なことは、「わかった」ことを「できる」に変えていく必要があります

そのためには、

 

「わかった」→「何度も繰り返し演習(見直し)」→「できる」

 

一度問題を解いただけで安心することなく、二度三度と繰り返し演習問題を解くこと。

間違えた問題は解説を読むなど、理解を深める見直しの作業が大切です。

 

勉強が伸びない生徒には共通点があります。

一つ目は、繰り返しの演習を面倒くさがります。
できる子は「わかった」の記憶が薄れないうちに、繰り返し演習(見直し)をします。

 

二つ目は、宿題をきちんとやってこない。宿題をやってきても、正答率が悪すぎます。
宿題を完成できない生徒は、当然塾で仕上げていくこととなります。
塾からすると、「この時間が、実にもったいない」

この時間を減らしていけば、もっともっと学習量が増えます。宿題も積み重なると、山のような時間を自ら捨てていることになるのですね。

 

『学力の差は演習量』で決まることを、忘れないようにしましょう。