夏期講座、塾を選ぶ上でのポイントはどこ?

夏休みが近づき、どこの塾も夏期講座のチラシが目立つようになりました。
夏休みはお子さんの学力をつける絶好のチャンスですね。
時間がある夏休みだからこそ、有意義に夏休みを過ごしてもらいたいというのが、お母様の願いではないでしょうか。
しかし、塾のチラシはどこも「成績があがります」という内容で、どこの塾が自分の子どもにあっているのか迷ってしまいますね。
そこで今日は中学生の塾選びの参考になればということで書いてみました。

1つ目は、クラス編成された集団指導塾です。
難易度の高い授業を展開しますので、オール「4」に近い成績上位の生徒に向いています。
進学校に多くの実績を持ち、学力別にクラス編成されているため、生徒同士が競争する中で偏差値を上げていくことができます。
逆に、成績が中位以下の生徒は、成果が上がりません
学校の授業さえ理解できない生徒に、なおさら塾の授業で分かるようにはなりません。
そんな生徒は、授業中は聞き流して時間が過ぎるのを待つだけ・・・となりかねません。

2つ目は、うちのような個別指導塾です。
生徒の学力に合わせた学習をしますので、ついていけなくなる心配はありません。

他の生徒を気にせずに勉強することができます。

また、先生がそばにいるので、いつでも質問ができます。
但し、成績がオール「2」以下の生徒には、個別指導の塾でも難しいかもしれません。
学習スピードも遅く、勉強の要領も悪ければ、一日に進むページ数は成績上位生の半分にもなりません。

成績を上げるには、当然、本人がやる気を出し勉強しなければいけません。
しかし、やる気があっても指導形態が合わなければ、成績が上がることもありません。
うちの塾にいて集団指導塾に移る生徒もいますが、逆に集団指導塾からうちに移ってくる生徒も増えてきています。このような生徒は、この学力なら、うちの塾でないと対応できないだろうなと思う生徒がほとんどです。
昨年の中3生の男子生徒もその一人で
  集団指導塾での1学期の内申点が24

  うちの塾にきて、2学期の内申点が29点(+5点)
中3生の女子生徒は
  1学期の内申点が27

  うちの塾にきて、2学期は31点(+4点)
二人とも志望高校にみごと合格しました。

塾に行っているから大丈夫と過信しないで、この夏休みは自分の子が本当に成績が上がってきているのかを・・・見直す良い機会かもしれませんね。
いろいろな塾の夏期講座のチラシを見比べ、体験レッスンに参加していくのも、面白いかもしれません!!
但し、友達が行っているので、その塾に決めたというやり方は賛成できません。

実際に体験レッスンに参加して、「ここだったら成績があがるかな!!」と感じた塾をしっかりと選んでいただきたいです。
皆さんも、良い夏休みをお過ごしくださいね。