私立高校の受験が迫ってきました。
公立高校を受験する生徒もほとんどが私立高校を併願するため、中3生全員が受験本番に突入します。のんびりしていた生徒もここにきてようやく目の色が変わってきたといった感じでしょうか。
昨日、浜松学院中学に通う3年生が、学院高校の入試過去問題の答案を持ってきました。定期テスト等、日頃からよくできると思われた生徒でしたが、入試問題は別物で、特に『数学』はひどかったです。 入試独特な問題に慣れていないため、どの問題もほとんど手付かずの状態でした。
この生徒には、私が問題を解き、生徒用に解説書を作って分かるようにしていきました。
そして、1回通りではなく、問題傾向をつかむために、同じ問題をできるまで何度も繰り返し解くように指示していきました。
生徒の中には、私立を受験する生徒も多くいると思いますので、今から入試までの勉強方法に触れてみたいと思います。
単願で受ける生徒は・・・
私立の入試問題は、学校によって問題傾向に差があるので、受験校の過去問題を徹底的に練習するのが一番です。
できたら解答用紙はコピーを取って、何度も繰り返し練習できるようにする。
過去問題で解答・解説を見てもさっぱり意味がわからない問題は捨てる。
解答を見て、納得できた問題だけを確実にできるようにしていく。
併願で受ける生徒は・・・
入試問題に一度は目を通していきましょう。
併願だからといって、私立入試を甘く見ている生徒もいます。
中には受験する高校のオープンキャンパスにも行ったことがない生徒もいますよね・・・
私立高校は合格するとわかっていても、実際に当日の試験では誰もが緊張するものです。
『なにも実力が発揮できなかった』
と後から肩を落とすことがないように・・・
最小限の対策は必要ではないでしょうか。
予め問題傾向を知っておくだけでも、失敗は少なくなりますよ。