学力格差は、小学校4年生が分かれ目

うちの塾では、小学校5年生で入塾されくる生徒さんも多いのですが、
その中で
「どうしてもっと早く塾にこなかったの」
と思う生徒がいます。学習習慣や今までの学習の基本が身についていないのですね。

そのようなお子さんが基礎から学び直しをするには、5年生は遅すぎる学年となります。


実際に小学5年生は、算数・国語とも学習内容が難しくなってきています。

算数であれば、

小数の掛け算・割り算と工夫した式、倍数と約数、分数の計算、角度、割合、多角形の面積

円周の長さなど、通常の学力レベルでも、ついていけない内容がたくさん出てきます。

国語であれば、

文法問題(主語、述語、修飾語)、漢字の成り立ち、辞書の引き方などなど。


当然、4年生の内容でつまずいてしまった生徒には、この壁を乗り越えることができません。
そのため、ますます学力の二極化が現れます。

 

では、5年生でつまずかないようにするためにはどうしたらよいのか。
 学力格差は、4年生が分かれ目です。

「まだまだ小学生だし、本格的に勉強を始めるのはどうか・・・??」
とお考えの親御さんもいらっしゃると思いますが、
子どもの将来を考えるならば、4年生がターニングポイントとなります。

4年生のうちに、しっかりと基礎学力を身につけていくことが、勉強ができる子とできない子の分かれ道となります。